2008年12月27日(土)、28日(日)、クチコミのこと

27日は鷲ヶ岳スキー場へ。まだ雪が少なく一部滑走できないコースもあったものの日頃の不摂生が募る体力のない野郎共にとっては十分なコースだった。なにせ12時少し前に到着したものの、15時半には帰り支度である。その間、昼食で1時間ぐらい休憩していることを考えると、正味滑ったのは2時間弱というところか。まったくこの体力の低下は何なのだろうか。
帰りに温泉に入り、山科で焼き肉を食べ、その帰りには案の定というか予想通りというか急激な便意に見舞われ、コンビニのトイレに駆け込むといった一幕も演じつつ、なかなか充実した愉しい1日だった。

なんだかんだと4年連続で行ってる。昔は東京のメンバーと京都のメンバーで長野で落ち合って一泊して、みたいなこともあったけどみんな歳をとって、結婚したり家族ができたり、なかなか気軽に一泊みたいなこともいかなくなったが、でもこういうプライベートな集いってのは続けていきたいと思う。
元うちのバイトで今は東京の某外資系企業で働くN君は、このサブプライム余波の人員削減で12月末でリストラに合ったそうで、こんな身近なところにも影響をうけてる人がいるのを知って、ちょっとビックリした。早々と次の就職先を決められたのは不幸中の幸いだろうが、

28日はテレビが届いた。薄くなったせいで部屋が大きくなった。しかしキレイだ。キレイすぎて違和感あるぐらい。
リモコンが無線になってたり細かいところでも今まで使ってたブラウン管テレビとの違いを感じる。
インターネット接続もあるが基本は有線で、無線LAN接続はイーサネットコンバータ接続になるようだ。
家の無線LANはプロバイダーからのレンタル品なのでいちおう型番や規格を確認しておく。IEEE802.11g/11b対応だから、そのあたりのコンバーターであれば接続は問題ないだろう。
ということで、無線LANイーサネットコンバータを物色する。バッファローのWLI3-TX1-G54か、IOデータのWN-WAG/Cとかがよさげだなと思いつつ、このあたりの知識がまったくなので何がどうなのかさっぱりわからない。結局、こういうときはネットのクチコミを探して決めるという行為をとる。

自分のこういう行為が自然なことなのかどうかはわからないが、ネットでの「クチコミ」ってのはボクのようなタイプの人間にとっては極めて重要だということはこういった時の自分の行動を振り返ってみてもよくわかる。 数万円、数千円のものでもいざ買うとなれば、その商品に対しての知識がなければないほどネットを頼りにする。そこでは企業サイトに掲載されている情報ももちろん重視はするのだが、最後は生のユーザーの声が聞きたくなる。
(日常的に使う数千円、数百円のものでも、実はクチコミって重要だとは思っているのだが、その話は別のときにきちんとまとめたいと思う。)

企業が自社サイトのPVやセッション数やらを増やそう増やそうと努力するのは理解できるけど、そんな企業もまだまだネットのクチコミを増やそう増やそうと考えているところは少ない。「クチコミ」というと悪い事を書かれたらどうするのかというマイナス思考のことばかり考える。悪いことしか書かれないような商品なら、それはそもそもその商品に問題があるのではないか。だから「クチコミ」というと仕込みとか、ブロガーに1エントリーいくら払って記事を書いてもらったりと、そういうコントロールしていく手法をまず考える。(そういうサービスの大部分は記事はブロガーの主体性や自主性にまかせていて、記事内容について企業側はコントロールできない、というようなことを言っているけど… 結局、お金を払って記事を書いてもらってることは確かだ)

そういう手法が全部悪いとは言わないのだけれど、悪い評判も良い評判もひっくるめて、企業はもっと自社や自社の商品についての意見や感想を率直にユーザーに書いてもらえるように努力しなければならないのではないか。
その意味では、花王が「この製品情報を引用」というボタンを各製品に付けて、積極的にブロガーやユーザーに自社製品について語ってもらおうとしている姿勢は素晴らしいことだと思う(例えばこんな感じ。それぞれの製品詳細情報に「この製品情報を引用」のボタン)。
これはメーカーがやるにはなかなか勇気がいることだ。この機能を使って悪口書かれたんじゃ、何のための機能だということになるかもしれない。でも、こういう機能を提供することそのものもユーザーに誠実に向き合ってるなという印象を与えることも事実だ。
とにかく、自社製品や自社についてもっと語ってもらおうという意識を持つことや、そのための仕組みを提供することは、今後の企業マーケティングにとってはなくてはならない要素になるだろう。

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