SEOで1位の理由

SEOスパムphoto credit: MoneyBlogNewz via photopin cc

今、「SEO」というキーワードでGoogle.co.jpを検索すると(どのサーバで検索するかとかはとりあえず置いておいて…) 、1位は、忍者システムズだ。
このページは先月頭ぐらいに確か「SEO」で突然4位とか5位ぐらいにヒットするようになって、(おそらく日付入りクロールのせいで) everfluxで10位以内からは姿を消して、今回11月末の更新で、1位になった。

ちなみに「アクセス解析」や「アクセスログ解析」でも現時点では1位である。

ページにミニバナーなどを貼ることで無料で利用できるアクセス解析をしてくれるサービスを提供していて、実は、papativa.jpでも利用している。(利用しはじめた)

無料のアクセスログ解析は他にもいっぱいあるが、なぜ、この忍者システムズのサービスが「SEO」や「アクセス解析」といぅたキーワードで1位になるか?
ページを見ても、タイトルにSEOという文字はあるものの、とりたてて怪しいところはない。

ということは、アンカーリンクのテキストマッチが「効いて」いるのだろう。

link:http://www.ninja-systems.com/

で、調べてみて、適当なページのソースを見ればわかる。

<!–shinobi1–>

<script src="http://j3.shinobi.jp/ufo/xxxxxxx"></script>

<noscript><a href="http://x3.shinobi.jp/bin/gg?xxxxxxx" target="_blank">

<img src="http://x3.shinobi.jp/bin/ll?xxxxxxx" border=0></a><br>

<a style="font-size:80%" href="http://www.shinobi.jp/"
target="_blank">CGIレンタル</a></noscript>

<!–shinobi2–>


こんな感じのソースコードがどこかにある。
この、<nonscript> ~</nonscript>が巧くて、ここにアンカーテキストにキーワードが入ったリンクが付いているのだ。上記例では「CGIレンタル」だが、探すと、「SEOツール」「忍者システムズ」「アクセス解析」など、いろいろなパターンがある。

これは、ページに貼り付けるソースコードを生成する際に、どうやらいろんなパターンの文字が生成されるようになっているようで、このpapativa.jpのトップに貼っているのは「アクセス解析」というキーワードが埋め込まれたソースコードパターンだ。

なるほど。ここから推測できることはいっぱいある。
Googleは、アンカーリンクのテキストマッチをかなり高く評価するんじゃないかということや、<noflame>と同じように、<nonscript> も普通に解析していること、<nonscript> 内に記述されたテキストリンクも有効であるということなどだ。

もともと、こういった無料のアクセスログ解析のサービスの収入源は、より高機能な有料版への移行か、解析用に各ページに掲載されるミニバナーなどに広告を配信することの広告掲載費、あるいはクリック保証、アフィリエイトなどだ。
しかし、うまく活用すれば、ウェブポジショニングの商売もできるなぁ。100のアンカーリンクを設置して、いくら?とか。成功報酬型にするとかでもいいかもしれん。

でも、おそらくこのあたりもすぐに対策は打たれるだろうなぁ。
ポジショニング目当てで利用されたりしたら、Googleも困るだろうし。

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