今朝の第一声が「エビフライで」だったこと

今朝、起きて第一声目が「エビフライで」だった。
声に出してみて、というか出している自分に気づいて、思わず笑ってしまった。
なんで朝一で「エビフライで」なんだ。

夢を見ていたのだ。ボクはどうやら遅れてその洋食屋に来たようで、テーブルに着くやいなや、誰かから「早く頼めよ」とせかされた。ウェイトレスの人もボクの注文を待ってるような感じだったので、ボクはメニューも見ずに、その時ぱっと思いついたエビフライを頼もうとした。

その瞬間、目覚まし時計がけたたましく鳴り響き、僕は夢から現実に引き戻された。手探りで目覚まし時計を探し当てて止めそのままいつもの習慣で、一気に上半身を起こした。(一気にやらないと二度寝してしまうと起きられなくなるからだ)

自分では起きた(きている)つもりだったのだけど、アタマの中はまだ夢の続きだったようで、そのまま誰に言うとでもなく、ウェイトレスがいる?と思われる自分の背面を振りかえって、少し上を見て、(ボクはテーブルに座っていたので、ウェイターの顔がボクの背面の上部にあるはずだったのだ)「エビフライで」と答えたのだった。

妻はすでに起きていて近くにはいなかったので、ただむなしく「エビフライで」という声が寝室に響いた。これはなかなか恥ずかしい。
しかも、ボクは滑舌が悪くいつもこの手の注文をするときに一発で聞き取ってもらえないことが多く、日々日々、妻から「もっとはっきりとゆっくりと言いなさい」と云われていたので、この時もそれを意識して「エ・ビ・フ・ラ・イ・で」と、ゆっくり、はっきり、かなり大きい声で告げたのだ。

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