ドラマ「トライアングル」の犯人(ネタバレかもしれない)

medium_1303101703photo credit: peasap via photopin cc

関テレ火曜日の10時から放送されているドラマ「トライアングル」も次回が最終回だ。関西テレビ開局50周年記念ドラマだけあってなかなか豪華な役者陣だ。ドラマはミステリー仕立てで大筋は江口扮する郷田亮二が25年前に起きた同級生の少女殺害事件の犯人を追いかけるというものだ。原作は読んでないので、犯人が誰なのかはまったくわからないが、怪しい人物がでてきては、実は違ってというパターンでとうとう最終回だ。

最終回はこの手のドラマにはつきものの「衝撃の真実」が明らかになるらしい。想像もつかなかった人物が犯人というオチになるだろう。ここ数回のドラマの流れでは、大杉漣扮する均(殺害された葛城佐智絵の父)が犯人ではないかと思わせるような方向で演出されている。といことは、犯人は均ではないことは間違いないだろう。
以後はボクの勝手な推理なので、それがネタバレになるかどうかはわからない。当たっていればネタバレだろう。最後まで誰だ誰だと楽しみたいのであれば、最終回を見終わってから読んで、その推理が当たった、外れたで笑い飛ばして頂きたい。

と。推理というほどのものでもなく、その人物が犯人だとしてもいろいろと辻褄があわないことやよくわからないことがいっぱいある。でも、おそらく犯人は小日向さん扮する丸山刑事ではないかという気がしている。

前回の放送で郷田や丸山刑事、そして黒木(稲垣)らが、均が犯人である動かぬ証拠をつかむために徹底的に均の周辺を洗っていくという調査のシーンがあるのだが、そこで25年前の殺害事件現場に残されていたプロ野球カードのことがさりげなく出てくる。ここで丸山刑事は「あぁ、中畑だろう。人気があったもんなぁ」(セリフはうろ覚え)みたいなセリフをこれまたさりげなーく言う。このシーンのさりげなさの繕い方が、いかにも怪しい。

そもそもそのプロ野球カードが誰だったかということを丸山刑事はどうやって知ったんだろうか。最初から見ているが、僕が記憶する限りにおいては、あのプロ野球カード自体は郷田と犯人しか見ることができなかったのでは?(どこかで見落としがあるかもしれないけど)
あのシーンでのあの会話のやりとり、丸山刑事の発言の流し方、これらすべてがあやしい。明らかに不自然なのだ。自然さを装うがあまり不自然になってしまっている。

犯人に行き着くパターンとして、このパターンというのはものすごく多い。犯人しか知りえない情報に基づき、犯人が口を滑らせてしまう。それを名探偵やらが聞き逃さないというパターンだ。
郷田は犯人である決定的な証拠をつかんだという意味ありげなことを言っていたけれど、おそらくこのシーンでの丸山刑事のこの発言を指しているんではないかと推測する。

じゃぁ、丸山刑事が犯人だとして、その動機やら背景やら何やらというのはよくわからない。
ひとまず、最終回の放送を楽しみに待つとしよう。(もしかしたら全く見当違いってこともありえる)

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