変な広告:電即納

今朝の日経産業新聞にアルプス電気のインターネットオーダーシステム「電即納」というサービスの広告が掲載れている(関西版だけかもしれないけど)

その広告はこんな感じだ。
「Webでの検索キーワードは・・・」という見出しに、キーワード入力フォームらしきものが3つ縦に並んでいて、それぞれに「でんそくのう」「電子部品」「通信販売」という言葉が入っている。

何のサービスかはさっぱりわからないけど、これはこのキーワードで検索を実行してみろ、というメッセージかと思い、試しにGoogleで検索をかけてみた。
「でんそくのう」で検索すると、アルプス電気のプレスリリースがヒットする。プレスリリースに書いてあるURLは「http://www.alps.co.jp/densok/」だが、「ページが見つかりません」だ。「電子部品」では7位にアルプス電気のサイトがヒット。しかしこれは「電即納」のサイトではない。「通信販売」は当然期待していなかったけど、予想通り。いちいちぐーまにとか使って調べるのも面倒なので調べてないが、少なくとも20位以内には表示されない。検索するサイトを間違ったのかと思い、Yahoo!JAPANでも、検索してみたが結果はほぼ変わらず。

結局、「www4.alps.co.jp」というURLを打ち込んで見てみることにした。
なるほど。このページの検索フォームに、こういうキーワードを入れて検索してみなさい、ということだったのか。と思いつつ、3つのキーワードで検索を実行してみたが、「通信販売」以外では0件。なんじゃこりゃ。

この広告はいったい何を言いたい広告なのだろうか?
「電即納」がどんなサービスかということも一切わからないし、且つ、そのメッセージが何を伝えようとしているのかもわからない。まぁ、アルプス電気ということで、なんとなく想像はつくのだろうけど、しかし、こんな広告意味あるんだろうか?
ものすごい金の無駄使いだろう。これは。

商品やサービスがテレビなどのメディアで放送されるタイミングをはかって、Google ADWordsやOverTureなどのキーワード広告を購入するって手法は、今後増えてくるだろうなと思ってたけど(特に、「あるある大辞典」や「思いっきりテレビ」で紹介されるときに、その商品を販売しているなら、キーワード広告を買っておけば効果は高い。でも同じこと考えている人はいっぱいいるだろうけど) 、テレビ以外でもこの手法ってのはいろいろ使えるんじゃないだろうか。URLを打ち込むよりも、ある言葉で検索するほうが楽な人も多いだろうし。

キャンペーンなどでよくやる穴抜き広告を、キーワード広告に使うって方法なんかもあるかもね。記憶させたい特殊なキーワードをキャンペーン直前に購入しておくとか。(でも、数集めたいキャンペーンとかでAdWordsとかはどうなんだろね。PPCって安上がりなんだろうか?)

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