TDK、調達先2000社 診断

TDKは内外の資材調達先二千社を対象に企業診断を実施し、診断結果に基づく技術指導を始めた。品質や環境対策など九分野、四百項目を超える調査票を送り、回答を集計して評価が低い点は調達先と一緒に問題解決に取り組む。(日本経済新聞)

まず、TDK側が作成した調査票を送って回答してもらったうえで、各分野の達成度合いに応じてA~Eまでの五段階で評価を算出。その後はTDKの担当者が直接訪問してTDKの評価も行う。A、Bは合格。Cは条件付合格。D、Eは不合格。でもすぐ取引停止ではなく、改善に向けて必要に応じ、TDKの技術者が無償で指導にあたるなど、改善のノウハウ提供なんかも行っていく。

大手広告会社や印刷会社、あるいは小さなデザイン会社やシステム会社を束ねたりしてプロジェクトを進行させる大手制作会社なんかも、こういう姿勢は求められるんじゃないかと思う。サービス業だから出来ないってことはないだろう。納期や環境、サービス、技術、品質を管理していくだけではなく、駄目なところを一緒に改善していくって考え方も必要だろう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です