メーカーの後方支援
アサヒビールは、飲食店での樽生ビールの品質向上に役立つ情報をホームページで提供し始めた。おいしさの基本となる注ぎ方や炭酸ガス圧の管理などについてわかりやすく解説。飲食店の売り上げ増につなげることで取引先を拡大する。(日経産業新聞)
アサヒビール
「うまい!」樽生ビール飲もう。
いわば飲食店支援サービス・コンテンツとでも言うものか。
最近、飲料メーカーはこの手の販売店支援コンテンツ、サービスを充実させてきているんじゃないかという気がする。今までも「飲めるお店が探せる」とか、そういうものはあったけど、より個別に、それらの商品をいかに魅力的に販売してもらうか、見せてもらうかといったところを重視しつつある。
たとえば、キリンビールの麒麟麦焼酎 ピュアブルーのサイト。
ここにも飲食店様向け情報がある。
飲食店のメニューやツール、ウェブページで使える画像素材やオリジナルレシピ、ピュアブルーを扱っているお店検索などが用意されている。
これは家電メーカーなんかでも応用できるだろう。
楽天なんかのショップを見ていると、商品の写真とか凄く汚かったりする。DVDプレイヤーを買おうかなと販売してる店をいろいろ見てても、どこもひどい写真しかなかったり。おそらくメーカー側からそういったものは提供されてないんだろうなぁ。カタログからスキャンしてきたり、あるいはメーカー側のサイトからとってきて縮小したりとか、いろいろ苦労しているんじゃないだろうか、と思うことがよくある。
メーカー側も自社サイトで商品のプレゼンテーションとかアピールとかばっかりに気を向けるのではなく、こういう販売店とかECサイトなんかにどう自身の商品を魅力的にアピールしてもらうかってことにも意識を向けたほうがいいんじゃないかと思う。これらもいわゆる「コンタクトポイント」の一つだろうし。