ビジョナリスト・メール解析

デジタルフォレストが「社員が顧客などとやりとりするメールを保存し、勤務時間やメール頻度を分析するシステムを二月上旬に発売する。顧客などとのトラブル発生時にメールを証拠として使ったり、メール利用状況を分析して勤務状況などを管理する」(日経産業新聞)

デジタルフォレストといえば、ヴィジョナリストなんだけども、このソフトもそのシリーズの一つになるようだ。

サイボウズメールワイズとかアイティーブーストMailDealerといった、メール「コールセンター」(という言い方も変だけど)系の商品が、どちらかといえば、インバウンド処理の煩雑さの解消という発想なのに対して、このデジタルフォレストの商品は、社員が通常業務で行うメールのやりとり(どちらかというとアウトバウンド業務)で発生するトラブルの回避や、それらのメールの分析から経営分析、営業管理につなげようという発想。

ソフトのみで590万円、サーバに組み込まれたタイプで1500万円。
なんで、中堅以上(中小企業とはあえて言わず)の企業が対象か。2004年12月期で6000万円の売上高を見込む。

デジタルフォレストは2003年12月期で売上3億3000万円。
ウェブサイトを見ると、従業員20名。在宅登録者2,000名、内ソフトウェア技術者800名となっている。システム系の受託開発を受けている割にはたいしたことないなぁというのが正直な印象。あまり自社商品が売れてないのかしらん。

デジタルフォレストがどことパートナーシップを組んでいるのかは知らないけれど、システムベンダーとかよりは、ADK、メンバーズ、エーアイピーブリッジみたいな組み合わせで、営業展開したほうがいいんじゃないかなと思う。開発している商品の特性からいって。

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