「錯覚」利用 本物らしく
テレビなどに流れるテロップの字をぼかすと、はっきりした字よりも読みやすいことを実験で確認した。画面に二センチ角の文字を流し、十人に見てもらった。普通の文字だと一秒間に十五ー二十文字を読み取るのが限界だったが、文字をすりガラスを通して見た時のようにぼかすと、十八ー二十五文字に向上した。(日本経済新聞)
NTTが開発したテロップを読みやすくする新手法。
慶応大学では、コンピューター画面のカーソルの表示に「手触り」や「奥行き」を感じさせるシステムを開発したとのこと。
画面内に遠近法を持ち込むみたいなもんかな。
単純に解像度をあげて「美しく」見せたり、「リアル」に見せたりするのではなく、「知覚」の仕組みを利用しようという試み。
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