2003年の日本の広告費は5兆6,841億円、前年比99.7%【電通】

2月18日の日本経済新聞には、「来年にもインターネット広告の市場規模がラジオ広告を上回る可能性が出来た」という記事がのっていた。2003年度の広告統計だと、ネット広告が1183億円に対して、ラジオ広告は1807億円。「四マス」なんて言葉もなくなっちゃうかも。インターネット広告だってブロードリーチ系のものはすでに十分「マス」だろうし。(キーワード広告みたいに敷居の低い広告を零細企業と大企業が同じように活用するってのもネット広告の底深さみたいなものか。)

同じ電通の発表記事ながら、同日の日経産業の方には、「国内広告費3年連続減」が見出しになっているのも面白い。
2003年の国内総広告費が前年比0.3%減の5兆6841億円。これで3年連続減少。
マス四媒体ではテレビはわずかにプラスだけど、全体で見ると99.7%。他、「折込」や「交通」が伸びた。SPが98%で3年連続減少というのもひっかかる。
業種別で見ると…

デジタルカメラの広告が活況の「精密機器・事務用品」と、パソコン、インターネット、携帯電話などの活発な出稿の「情報・通信」が2ケタの大幅な伸びを示し、21業種中10業種が前年実績を上回った。一方、「食品」「飲料・嗜好品」「流通・小売業」「自動車・関連品」「交通・レジャー」などが減少した。

でも今年は2.3%増の5兆8165億円と増加に転じる見込みだそうな。
で、とうとうネット広告がラジオを追い抜いちゃうかもしれないと。

電通のリリースはこちら

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