マキヒロチ「いつかティファニーで朝食を」

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いつかティファニーで朝食を 1 (バンチコミックス)

マキヒロチさんの新刊だ。マキヒロチさんは妻が東京で知り合った漫画家さんで、それ以来夫婦共々とても仲良くさせて頂いてる。僕は直接話をすることは殆どないけれど、妻から色々な話を聞いては、いつも陰ながら応援していきたいなと思っている。

朝食を主モチーフにするというのはかなり新鮮だった。
マンガの中では、いくつもの素晴らしい「朝食」が登場する。登場する「朝食」はすべて実在するお店の朝食で、巻末にはそのお店の案内もついてる。東京に住んでたら、これ読んだら絶対すぐに行きたくなるだろうな。

「朝食」によって、主人公や登場人物たちは、新しい生活に気持ちを切り替えたり、臆病を振り切ったり、新しい未来へと足を一歩踏み出したりと、何かしらの決断をしたり、過去を振り払ったり、とにかく前に進んでいく。「朝食」が次の一歩のためのきっかけになっていくというっわけだ。
読んでると、登場人物たちと同じように、素晴らしい「朝食」があれば、人生はなんとかなるんじゃなかという気分になってくる。
きちんと朝食を食べて、いつも穏やかで前向きな心持ちでその日をスタートできたら、そんなに素晴らしいことはないんじゃないだろうか。

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