海外でiPhoneをパクられたので

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iPhoneが盗まれた。

ベトナムのハノイでiPhoneをかっぱらわれた。

ハノイは2回目でちょっと油断してたということもあるかもしれない。
夕暮れ時だった。道路を行き交うバイクや車、人々の喧噪が面白くてiPhoneで動画撮影を行ってた。まぁ今考えれば不用意以外の何者でもない。ハノイに限らず、海外でこういうことは十分気をつけないといけないことだろう。ほんと、最近とくにiPhone狙った盗難とか強盗とか増えてるみたいなんで気をつけましょう。

気付いた時にはもう遅し、後ろから来た若者が乗ったバイクはボクのiPhoneをガッと掴んでそのまま走り去っていった。大声をあげるも大量のバイクや車が行き交う夕暮れ時。そんな声が届くはずもない。やられてしもた。

とりあえずロックしたりなんやかんや

しばらくはかなりの後悔でショックに打ち拉がれてたが、いやいやそんなこともしていられない。なにせiPhoneには多くの機密情報が乗っかってる。しかも奪われたのは動画撮影中であり、端末パスワードがかかってない状態だ。その状態だと、色々アプリも使えてしまう。

すぐにホテルに戻って、まずiPad miniから「iPhoneを探す」を起動して探してみるけど、当然オフライン状態。もう戻ってくることはないだろうから、当該iPhone5はインターネットに繫がったら、データを消去するという禁断の「iPhoneの消去」って設定した。ちなみに、このモード。一度セットしたらもう戻せないようで、かなり気をつけないといけない。

実は、「紛失モード」で音を鳴らしたり画面にメッセージを表示させたりみたいな機能のことをよく知らなくて、とにかく危ないからデータを消そうと、このモードに設定して、後からよく調べてみたらそういうことなんだということに気付いたというわけだ。まぁ、でも、OS6では、端末ロック外されると「iPhoneを探す」機能もあまり意味ないとかなんとか。
その後、国際電話でauに電話して電話番号を止めた。

iCloudのiPhoneを探す


それでもまだ危険なのでとにかくすべてのアプリで利用してるサービスのパスワードを変更することにした。その時は緊急だったのでひとまず全部同じパスワードに変更して、帰国してから各サービスごとにパスワードを変えていくというとてつもなく面倒臭い作業をやった。
改めてこういう作業をすると、けっこう色んなサービス使ってるなーと吃驚する。ほとんど利用しないサービスについてはアカウントごと削除したりもして整理もついでにやった。しかし、アカウントの解約はメールで、みたいなところが多いのもちょっとなんだかなーと思う。
パスワード類は主に、1Passwordで管理していて、1Password自体にはマスターパスワードがかかってるし、管理されているそれぞれの情報も、秘匿性の高いやつはさらに別のパスワードを入力しないと見られないようにはなっているので、多分大丈夫だとは思うんだけど、不安は不安だ。

auの紛失保証オプション適応ならず

その後、保険適応云々を調べてみた。実はちょっと前に保持してるクレジットカード類をかなり整理した。今自分が持ってるクレジットカード類で海外旅行での盗難などに対応してるものはなかった。残念。ちょっと前に中国で緊急入院したことがあって、その時はその手のJCBのカードを持ってて治療費がほぼ全額保険でおりたのだけど、そのカードも今は保持していない。年会費無料のカードばっかりにしてるんで、基本、海外旅行での保険があるものがないんだな。そんなに海外に行くこともないのでと思って解約してしまったけど、海外での病気やら盗難、事故とかってことを考えると、1枚ぐらいはその手の保険がついたカードを持っておいても損ではないのかもなーと思えてきた。これは後ほど考えよう。

auのサイトを調べると、「紛失オプション」に加入していると、盗難などの場合に20,000円までの補償が出るという。そうそう確か毎月AppleCare+とは別に「紛失オプション」の料金も支払っていたはずだ。20,000円でも出るならありがたい。ただ、サイトには現地警察などからの証書を貰っておく必要があると記載されてる。盗難にあって、上記のようなもろもろの作業をやってて、すでに時間はかなり遅くなってしまってる。翌日は朝一でラオスに旅立つ予定で、今から警察にいって話して証書を作ってもらってというのは、かなり面倒臭い。

au 紛失保証オプション


auに電話してみて聞いてみると、海外ということもあるんで証書なくても申請してもらえれば大丈夫ですよ、ということで、さすがauと思ったのもつかの間、ボクの紛失オプションへの加入情報が見当たらないと。そんなことはないだろう。毎月払ってて、明細に「紛失オプション」って書いてあるのに。調べてもらうと、ボクの加入してる紛失オプションは、2012年11月末以前に申し込んだものだそうで、これは海外での盗難には適応されないらしい。

iPhone5購入と同時に加入しているボクは、もちろん2012年11月以前申し込みだ。えー、最初からこのオプションに入ってて毎月お金払ってるのに、後から加入してるほうが海外まで対応できるっておかしくないか、と文句を言ってみるも、2012年11月末以降の紛失オプションは、それ以前より若干値段が上がってることや、紛失オプションの加入時に海外では適応されない旨について説明して了承頂いてるはず、ってことでやんわりと返された。まー、文句を言っても仕方ない。

ということで、保険の適応の見込みがなくなり、iPhoneの正味の購入代金まるごと負担しないといけなくなった。いやぁむちゃくちゃ痛い。2年フルに使うこと前提に64G買ってたわけで。24回払いでまだ8回しは支払いの済んでない端末がパクらてたってわけだ。

ただ、ハノイの2日間で撮った写真や動画は消えてしまったけれども、幸いにも旅行の前日に全バックアップをとっていたのでデータ自体は残っている。(写真とかもフォトストリームをオンにしておけば良かったのだが、レンタルしたWifiルーターの説明書に現地のキャリアから容量オーバーでストップかかる可能性があるので、iCloudの利用を止めておくようにという案内があったのだ)


買うべきか、買わざるべきか

最初は、この機会にiPhone止めて別の端末にしようかとか、今もってるドコモをスマホにして、それをティザリング端末にしつつ、iPad miniがあるからそれでいいんじゃなかとか、色々考えはしたのだけど、今色々使ってるアプリやら、馴染んだ環境やらを捨てて、別の環境を作るというのが、それはそれでしんどい。ドコモの2トップXperiaはいいなぁと正直思ったけど、買い替え料金をシミュレーションしてみたら、けっこうな金額になってしまう。
iPhone4Sのシムフリー版とかを買ってランニングコストを押さえるという選択肢も(iPhone5のシムフリー版は高すぎる)、iPad miniのティザリング端末としての機能が果たせないという問題があったり、かといってもうポケットWifiやらと、別のWifiルーターやら端末を持ちたくない。

ということで、再度iPhone5を買うことにした。

新たにiPhone5を購入する場合のシミュレーション

現状のauのままで新たにiPhoneを購入する場合と、ソフトバンクに乗り換える場合を比較してみた。

auのiPhoneの解約には、途中解約金 9,975円と、端末代金の残り分54,880円がいる。
つまり合計64,855円。MNPなどを利用するなら、ここにさらに手数料も乗っかるので7万円ぐらい。

さて、auの場合、このまま機種変更ということでいくとということで店員の人から出てきた見積もりがこれ。(電話番号を変えないということで行くと機種変更しかない)

LTEプラン:980円
LTE NET:315円
LTE フラット:5460円(2年)
毎月割:-1,750円
端末代:3,000円(64G)
APP+:366円(初回:382円)
ティザリング:525円(2年間無料)
au通話定額:500円
ビデオパス:590円(30日無料)
スマートパス:390円(30日無料)

合計:9,851円(ティザリングは含まない)

AppleCareは、今後のことを考えても付けておくことにするが、紛失オプションは辞めるとする。
今の紛失オプションは海外での盗難にも対応してるようだけど、ボクが入ってたものは国内しか対応してなかった。保険に入っていてもiPhoneが返ってくるわけでもなく20,000円しか補填されないし。
確か、これに加入したのは新幹線などでよく電話を忘れることをしてて、いざって時にということを考えてたけど、国内だけなら「iPhoneを探す」機能でなんとかなる。

ビデオパス、スマートパスは、ほぼ強制なんだろうか。とりあえず契約んときは入ってもらって、30日の無料期間中に辞めてくださいということだったが。これでそのままズルズル払い続ける人も多いんだろうな。けど、ボクはこれはすぐに解約するつもりなんで、月額に含めない。
とすると、合計金額は、8,871円である。

これに、現状の端末料金の残金分3,430円がのっかるので、毎月基本料金だけで12,301円である。これに通話料。これは流石に辛すぎる。3,430円の端末分は、まだ16回分、つまり1年以上残ってるし。うーむ。いずれにせよ、今の端末代金を一括で支払っても、月額は9,000円近い額になるわけだ。一旦残ってる端末代金を清算しても毎月9,000円弱。
ボクの周りにはソフトバンクでiPhoneを利用している人が多いので、ソフトバンクでiPhoneを使ってた頃よりもauに乗り換えてからのほうが通話料金がかかるようになっていて、それも考えると、auでの機種変更はないかなぁと思えてきた。

一方、ソフトバンクの方は、乗り換えキャンペーン中である。
auからの乗り換えの場合、端末代金20,000円が値引きされる。他、ホワイトプランの2年間無料か、iPad miniの端末料金を実質無料にするかみたいなオプションが選べる。ボクはiPad miniは持ってるんで、ホワイトプランの無料を選ぶ。
すると、64Gの場合での、月額料金は5,760円となる。AppleCare+を366円を付けて、6,126円だ。
ここに通信費だけれども、ソフトバンク同士通話なら1時〜21時が無料だということを考えると、通話料も今のauより安くなるのは間違いない。

この金額は実は今のauの月額金額より安いのだ。

MNPの手数料やらも含めるとまぁけっこうな金額にはなるけれども、一旦auを清算して、その制裁代金は、旅での少々高くついた勉強代と割り切ることにした。どっかで切り詰めて帳尻会わせるしかない。

iPhone5の購入、強制加入オプションの解約など

ということで、auで解約手続きしてMNP番号発行してもらい、そのままソフトバンクに行って契約。もともとauの時のケータイアドレスは殆ど利用してないので、これがソフトバンクのメールアドレスに変わっても困ることはほぼない。

iPhoneをiTunesのバックアップから復元。ほぼ1日で、旅行前のiPhoneとほぼ同じ状態に戻った。
このへんはすごく便利だ。アンドロイドでも出来るんだろうけど、iPhoneでの環境に慣れてしまってるし、もうこれでいいやという気がする。

その後、ソフトバンク契約時に強制的に加入させられたオプションの解除を行う。こういうのは忘れないうちにやっておかねば。
auの見積もりにも含まれていたけど、ソフトバンクにも強制加入のオプションがある。多分、これはキャンペーンやら時期によって、内容が変わるんだろう。

今回、強制加入させらたのは次の4つのサービスだ。

1.あんしん保証パック
2.iPhone基本オプションパック
3.Yahoo!プレミアム for SoftBank
4.UULA


UULAは無料期間が一週間、あとYahoo!だけ二ヶ月で、残りが一ヶ月。無料期間がバラバラなのもちょっといやらしい。下手にギリギリまで使ってみようかと欲を出すと、多分解約を忘れてしまいそうだ。
解約の方法を尋ねたら、店員は店に来て頂くか、157に電話して下さいと言ってた。
お店で待たされるのもうっとおしい。
157に電話することにした。

基本自動音声案内で、電話番号と四桁の端末暗証番号さえあれば即日解除出来るようになってて、まぁこのへんは便利だ。ただ、四つの解約で四回電話掛けて一回一回手続きをしなければならない。途中でこのサービスはどうのこうのと解約意思を翻させようという内容の説明がダラダラ流れたりするのはどうかなぁとは思うけど、157で全部解約してしまえるのは、なかなかいい。
他、My Softbankのパスワード変更、softbankメールアドレスのパスワード変更などを行い、ひとまず完了。

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