第七回麻雀大会(2013年12月7日土曜日)

麻雀画像

ここ数年、1月、2月に開催してたので「新春」と名乗ってた麻雀大会。
本当は今年も2月に開催する予定で、メンバーもだいたい確定して、ホテルも確保してと、ほぼ準備は整っていたのだけれど、直前にものすごく大きいトラブルが発生して、麻雀大会どころではなくなり、やむなく中止とさせてもらったという経緯があった。

それから約10ヶ月。僕自身にも色々な変化があった。本厄ということもあってか、今まで味わったことのないような病気にやられたり、事件に巻き込まれたり。が、毎年続けてきたこれを開催できなければ、それこそ変なわだかまり残して年を越してしまうではないか、それでいいのか?と一念発起。なんとか開催にこぎつけた。

第六回:2012年2月11日新春麻雀大会 | papativa.jp

第五回:29日(土)麻雀大会 | papativa.jp

第四回:恒例、麻雀大会 | papativa.jp


今回の参加メンバーは14人。直前まで12人になるか13人になるかと揺れたが、なんだかんだと過去最高ぐらいの参加人数になった。場所は、ホテル「京都きよみず花京か」。確か3回目か2回目の麻雀大会でも使ったことがあるところだ。

14人の場合は、2人ペアの組で、3卓。毎戦、2人(ペア)抜け番で、全7戦、それぞれでは6戦を行うという、変則の総当たり戦。もちろん賭けはなく、大会参加費を徴収し、上位四人に分配するという形だ。この方式は、過去二回でもやった方式で、もうけっこう馴れたものだ。1ゲームは時間制で60分。7戦をこなさないといけない。が、参加者の一人が夜に用事があり、夕方にはホテルを出なければならず、少なくともその方の必要試合を終えない。逆算して対戦カードの時間割を組むと、ホテル集合は朝の8時30。ゲーム開始は9時という、休日に麻雀をやるという条件としてはなかなか厳しい条件での大会となった。なにせ大阪からやってくる人も何名かいるので、8時30に京都東山のホテル、最寄り駅からでも徒歩20分、みたいなところだと、家を出るのが6時とかのレベルになってしまう。

ただ、僕はこの6月からゴルフを始めて、よくわかるようになったのだけど、ゴルフの場合なら朝5時や4時に起きるのはよくあることだということだ。まだラウンド経験はそんなに多くはないけど、よく連れていってもらうところが兵庫のゴルフコースで、ラウンド開始が7時30とかだと、京都に住んでる僕は、5時前に家を出たりしなければならない。それでも愉しいゴルフなら、全然許せるわけで、ゴルフに負けるとも劣らぬ面白さを持つ麻雀でも許されないわけがない。

ペアはくじ引きで決めるのだが、僕は、大学時代からの友達で、何度も何度も嫌というほど卓を囲んだことのなる黒氏とペアになってしまった。どうせならあまり打ったことのない人間と組みたかったのだが、クジなので仕方ない。
黒氏の打ち方はよく知ってるのだ。よくも悪くも卓をかき回す。よく喋るし、「亜空間」かと言うぐらいに、時折、あまり意味のわからない鳴きをする。ただ、場はだいたい笑える。

前回はグチくんが圧倒的な強さで優勝したわけだが、今年は、前回三位の実力者、タッキーが、6戦中5戦でトップを取るという圧倒的な強さで優勝。何せ1位221ポイントに対して、2位が42ポイント。辛うじてプラスだったのは5位までで、残り9人はマイナス。いかにタッキーがダントツだったかがよくわかる。二位が井ぐっち、三位がぐっちと、相変わらず、グチくんは安定した強さを見せた。

僕はというと、マイナス7ポイントの6位というなんと凡庸な成績。この二年連続で二位だったので、今年は密かに優勝を狙っていたのだけれど敵わず。実際、タッキーはほんと強い。タッキー、ぐっちというのは、ちゃんと状況を判断して打てる人で、大会じゃなくて、普通に卓を囲んでも、彼らと打つのは面白い。今度は大会でなく、みっちりじっくり彼らと打ってみたい。

今回、個人的にちょっと悔しかったのが、タッキーと同じ卓を囲んだ時に、彼にトップを取らせてしまったことだ。
お昼ご飯までの前半3戦で、タッキーは2回トップを取っていて、かなりの点数を稼いでいたが、まだまだ追いつけない状況ではなかった。自分が前半でやや沈みだったので、後半でのタッキーとの同卓で、タッキーを沈めること、自分がトップを取ること、これが最大の目標だった。

なんとか僕がややトップ目で終盤まで来たのだが、終盤にタッキーがリンシャンツモを絡めた倍マンで一気にトップに躍り出た。状況としてはタッキーがトップ、僕がそれを追いかけてる状況。点棒的には大きな差はついてなくてない。そして他、二人がかなり沈んだ状況で、一人は満貫に絶えられないと跳び警報発令中、という状況。

この状況で一番やっちゃ駄目なのは何かというと、当たり前だけれど、タッキーのトップを確定してしまって終了するような上がりだ。大会全体として見ても、タッキーがここでもトップをとってしまうと、相当差が開いてしまって、他が追いつくのが難しくなってしまう。なので、跳び警報中の人を注意しながらの進行になるのだ。(僕の場合は、跳び警報中者から●点以上でタッキーをまくれる条件があれば上がってしまい、彼を飛ばしすのもありだが、ただそれだとタッキーはやや浮きで終わってしまう。なので、跳び警報者からはあまり上がりたくない。あくまでもタッキーから直取りしたい。なので、基本、ダマでのゲーム進行となり、タッキーの様子を見ながらという感じになる)

が、ここで黒氏は、跳び警報中者から上がって、しかも自身も浮かないという、なんともな形でゲームを終了させてしまった。まぁ、自身のマイナスを少しでも減らしておくという意味では、その上がりは意味はあるんだけど。

正直、僕は、いやいや、そりゃないだろ。。。 これ、ブー麻雀だとチョンボだぜ、、と心の中で叫んだが、時は既に遅し。この大会にそんなルールがあるわけでもなく、また、大会とは言っても、気の知れた奴らとのあくまでもゲームだ。まぁ、あそこで黒氏が上がってなくても、多分、タッキーがその場もトップ取って可能性は高いし、何を言ってもたらればだ。そもそも、そういう状況までタッキーをトップ目にしてしまったのも良くなかったわけだし。
結果的に黒氏は4位だったが、考えてみれば、あそこでの上がりで自身のマイナスを減らしていたことが、その4位に繫がったという見方も取れなくはないわけで、ゲームというものはそんなものだ。

しかし、久々の麻雀だったけど、やっぱり面白かった。ゴルフ初めてからすっかりゴルフの魅力に取り付かれてしまってはいるけど、麻雀には麻雀の面白さがある。休日にゴルフに行くのは、そんなに後ろめたい気がしないのだけれど、麻雀となると、なんとなく後ろめたくなるのは、やはり麻雀が賭け事の側面を持っているからだろうか。それとも室内のタバコ臭い部屋でこもってやる暗いイメージがあるからだろうか。どちらもその通りではあるのだけれど、でも、ゲームそのものの面白さとしては、これほど良く出来たゲームもなかなかあるまい。もう少し麻雀の時でも、大手を振って行けるようにならないものかな。

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