間宮兄弟

土曜日に恵比寿に「間宮兄弟」を観に行った。
17時25分の回だったのだが、上映終了後に「間宮兄弟」の兄役、佐々木蔵之介さんが現れた。
池袋で舞台挨拶をしてて、本来はこちらでの予定はなかったのだが、雨なのに満員ということで急遽池袋から駆けつけてくれたらしい。びっくりだ。えらく気さくな方で、観客へのインタビューも舞台から自ら観客のところまで駆けつけてマイクを渡すというサービスぶり。ミーハーなボクとしては単純に嬉しい。

さて、「間宮兄弟」。
兄弟ではないけれど、ボクもつい最近まで同い歳の男と京都で同居生活を送っていた。結局、彼とは2年半一緒にボロ長屋で暮らしたことになる。大学のときも同じようなことはしていたが、三十路でこういうモラトリアム的生活ができたのは、とても面白かったし、たぶんもう二度とできないのだろうと思うと、すごく良い経験だったと思う。
そんな生活を少し感傷的に思い出す映画だった。

映画自体の出来は正直、題材としては別の監督が撮ったほうが面白くなったんじゃないかなぁという気はした。森田芳光さんは嫌いではないけれど、この手の題材はたとえば市川準だとまた全然違う映画になっていたかもしれない。

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