GTD実践ツールをRemember the Milkに切り替える

毎年、この時期はいろんなツールを試したり、新しいことにチャレンジしたりして意欲満々だ。去年はGTDに燃えていた。GTD自体は完璧に継続できたかというとそうでもなかったけど、でも自分の業務にはかなり効果があったと思っていて、今ものらりくらりと続けてはいる。GTDのおかげで頭がもやっとしたり、突如あぁあれやらなきゃ、みたいに不安に苛まれたりすることがかなり少なくなった。

さて、GTDはもともと手帳で実践していたのだけれど、

・会社からノートパソコンを支給してもらった
・イーモバイルを契約した
・Yahoo!無線LANにも入った
・携帯でのネット利用が苦ではなくなった

などの理由から、本格的にネット系のツールに変えてみようと思い立ったのだ。

たいていの環境でネットの利用が可能だし、携帯電話にいたっては手帳よりも携帯性が高い。プライベートのTODOも含めて一元で管理していくには、デジタルツールに移行したほうが便利なんじゃないだろうか。

以前から気になっていたのは「Remember the milk」(以下、RM)で、社員の中でも何人かが使っていたり、ブログ界隈でもかなり話題だったので一度使ってみたかったのだ。
この手のものだと、一時期はCheck*Padを使ってたりしたのだけれどいまいち馴染めなかったんで、RMのほうも、あまり気合を入れずに自分の中では「試験」と割り切って使うことにした。

利用を始めて数日で、まだまだ使い切れてない機能がたくさんあるのだけれど、これはかなり使えるんじゃないかと思っている。

まず、ショートカットの豊富さ。全部覚えきれてないけど、主要なところはキーボードだけで操作できるようにはなった。これはかなり快適だ。

「j」「k」でのリスト移動。「t」のタスク入力。「d」「f」「g」でのタスクの属性入力。「Ctrl+Shift+矢印」のタブ移動。「N」でチェックを外して、「i」でチェック。「C」で完了、「P」で明日へ延期。今、覚えてるのはこのあたり。よく使うもの。いちおう「Remember the Milk のショートカットキーを表示する Greasemonkey スクリプト」を入れてるので、いざというときは「?キー」でショートカットが表示される。(家のMacのFirefoxだと、表示されるショートカットダイアログにスクロールバーがでてくれなくて、うまく使えない… )

さらに、日時や繰り返しなどのタスクへのオプション指定方法のバリエーションの豊富さにも驚かされる。たとえば、期日をyyyy/mm/ddのような形式で指定しなくても「明日」や「明後日」「5日後」といったテキスト入力でもカバーしてくれる。
海外のサービスなのに和文にもある程度対応してくれてるところがありがたい。これだけでもかなり操作性は向上する。

また、便利なのはメールでの投稿機能だ。
仕事上、メールなどで仕事を依頼したり、されたりするケースが多く、手書き管理の場合にはそれらの管理がけっこう面倒だった。どうやってメールで依頼したものを忘れずに管理しておけるかが、自身のTODO管理のなかではかなり大きかったのだけれど、RMのメール投稿機能でそれがほぼ解決できた。

RMの場合、とりあえず依頼するメールのBccに「受信箱のメールアドレス」を加えておく。本来は件名にタスク名を入れて、本文には1行ごとにタスクのプロパティを指定したりするのだろうが、ボクはメールをそのままRMに投げている。
1メール1タスクで受信箱に入り、メール本文もノートに表示される。定期的に受信箱を見て、依頼メールを「依頼」のところに振り分けて、期日をつけていっておけば、依頼したこと自体を忘れてしまうことを防げる。

ボクはDocomoだが、携帯でも問題なくブラウジングできて、ほぼPCと同機能が使える。もちろん携帯のメールからも受信箱に投稿できるんで、備忘録とかメモ的にも使える。
ミニブログのサービスを自社で始めて、携帯とかから逐次状況や思ったことを書き込む癖がついたんで、RMの携帯はかなり利用していけるだろうなぁと思っている。

何人かでタスクを共有したりするとさらに便利なのだが、周りに使ってる人が少ないからできそうにない。もともとRMを使ってると聞いてた社員も、さっき聞いたら「やっぱり手書きが一番だと思って、手帳に切り替えました!」 なんて言ってるし。

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