つけ麺屋さん「ROJI」(ろおじ)

GWの最中だが、そんなことおかまいなしに会社関連のメールや行き来している。

休日はメールの返信をしないと決めたので、とりあえず傍観している。メールは便利なんで、いつでもどこでもネットさえ繋がればやりとりできてしまうのだが、それをやりだすと際限がなくなる。マネジメント陣だけでのやりとりならいいかもしれないが、それは意識の問題で、結局、マネジャーらが休日だろうが深夜だろうがかまわずメールのやりとりを始めたら、その意識はスタッフにだって伝染しかねない。

とにかく使える時間を増やしていくという発想はどこかで帳尻あわせをするという発想に直結する。「休日にまとめてやろう」みたいな感じで、通常の時間で足りないところを、本来なら休みの時間や寝る時間で補う。そういう意識では、時短ってのは絶対にできない。とにかく、この時間内、この日内でなんとかする、という切迫感がなければ、残業をなくすとか、時間短縮とかいっても掛け声だけに終わるだろう。

さて、2日連続でつめ麺屋さんへ行ってきた。関西ローカルの番組で紹介されていたつけ麺屋が家のすぐ近所だということを知り、試しに行ってみるかと足を運んだのが昨日だ。飽きることなく、今日もまた行ってしまった。こんなことは滅多にないが、それぐらい僕にとっては「当たり」だったということだ。

そのつけ麺屋は「ROJI」(ろぉじ)。高倉二条にもお店があるらしいが、僕が行ったのは、百万遍のお店だ。叡山出町柳駅前からの道をそのまま東に進んで、予備校か大学だかの学生寮がある角を北へあがると、右手に大きな提燈が下がったお店がある。そこに「ROJI」はある。隣には有名な阿闍梨餅の本店があるので、そちらを目標にしたほうがわかりやすいかもしれない。

昨日は8時過ぎぐらいに行ったのだが、前には5~6人の人が並んでいた。ラーメンだし回転も速いだろうと思い、並んだのだが、思いのほか回転が悪い。理由は後でわかることになるのだが、食べてるうちにスープが冷めてくるので、それを温めるIHヒーターがカウンターに設置されているのだ。砂時計の砂が落ちきるぐらいが温め時間の目安になってて、これがだいたい3分ぐらいだろうか。たいていの人は食べてる途中にスープを温めるので、当然その分待ち時間ができる。

さらにだ。麺を食べ終わった後に、スープにだし汁を追加してくれる。多くの人がスープを最後まで味わう。それぐらいスープが旨いということなのだが。

また、昨日は売り切れていて食べることができなかったが、食後の「鯛ぶぶ漬け」というメニューがある。これを注文すると、ごはんと鯛の出汁がでてくる。残りのスープにごはんをぶっ込んで、鯛の出汁で割りながらのお茶漬けが楽しめるのだ。今日はこれにありつけたのだが、これも美味しい。

というような理由で、回転がなかなか悪い。でも待つ甲斐はある。

行く前にネットの評判を見てると、店員が横柄だとかなんとかっていう書き込みがあったので心配してたのだけれど、横柄どころか親切極まりない。気持ち良すぎる対応に長時間待たされても苦にもならなかった。ネットの評判ってのもあてにはならないものだ。

麺はまるで手打ちの蕎麦のような感じの色合いと食感で、若干ざらついた感じがある。これがなかなかいい。スープとの相性もよくて飽きない。東京でも何軒かでつけ麺は食べたけど、いつも最後のほうで飽きてしまう。麺の量が多く感じてしまうのだけれど、このお店ではそういうことを感じさせない。スープは魚介系だけれど癖もなくとても美味しい。昨日はお出汁で割ってもらい、今日は鯛のぶぶにして、両日とも最後でスープを飲み干してしまった。日本人でよかったなぁと感じさせてくれるスープだ。

昨日も今日もラーメンは「味玉チャーシュー」にしたのだが、この味玉子はほんと絶品だった。今まで食べた味玉では1、2を争う美味さだ。ROJIに行くなら味玉はぜひとも挑戦して欲しい。

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