在宅制度に関するメモ

16日の日経産業に「在宅勤務・成功のルール」として、NTTデータの事例が載っている。
最近、大手企業を中心に在宅勤務制度を導入するところが増えているが、しかし、一方で情報漏洩の危険性、時間管理の難しさなど問題点も多い。
NTTデータの場合のポイントは以下だ。

・マシンがシンクライアント端末。ハードディスクがない。
・自宅での資料の印刷の禁止、FAXの送受信禁止

資料の印刷やFAXの送受信が物理的に不可能なようになっているのかどうかはわからない。
在宅勤務制度をきちんと敷こうと思うと、シンクライアント化というのは必要不可欠かもしれないが、しかし、これはこれでけっこうな投資が必要だろう。
うちみたいな零細企業が、じゃぁシンクライアント化で、とは簡単にはいかない。

あと、フルタイムの在宅勤務制度ってのは大手では殆どない。
NTTデータの場合で、月間で8日までの利用だ。松下電器が週2~3日。日産自動車は所定労働時間の50%以下。サントリーは週1日。IBMの場合は目的は「育児」「介護」であり「会社への貢献度が高い社員」として認定を受けた社員のみがフルタイムの在宅が可能。

たいていの企業は在宅勤務の目的を「介護」「育児」「出産」など、やむ得ない理由として絞っている。特に、「介護」は今後、うちの会社でも問題になってくるだろう。
平均年齢も上がってきて、従業員の両親の年齢も高くなってきる。
そろそろそういうことは本格的に考えて準備をし始めないとなぁと。

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