ネット通販会社が、通信料の定額制普及をにらんで、携帯電話での通販事業に進出しているという話(2004年11月16日 日本経済新聞)。メモメモ。
経済産業省の調べでは、携帯電話を通じた電子商取引市場の規模は、2003年に7700億円。前年の2.4倍。
ボクはネット通販はかなり利用しているけれど、携帯電話ではまだモノを買ったことがない。せいぜいiモードの公式メニューの有料サービスを利用しているレベルだ。携帯で何か買おうと思ったこともない。買おうというときはパソコンに向かう。携帯電話を本来の電話やメールも含めたコミュニケーションツールとして使う以外で使う時というのは、たいてい暇つぶしだ。その「暇」というのもちょっとした「暇」であって、何かに熱中して時間をすごしてしまうことが出来るような「暇」でもない。わざわざ携帯でモノを買おうなんて思う気にはならない。
そんな自身の感覚から考えると、携帯でモノを買うユーザーは、ネットユーザーではないのではないかと思う。携帯でモノを買ってる人というのは、逆にインターネットでは買っていないのではないか。この記事にあるように携帯ショップの主流は若年層になるのだろう。 すると、ネットショップ上で少し年齢層の高いユーザーを対象とした商品で、且つ比較的高価なものを販売展開しているところは、そのまま携帯通販をやったところでうまくいかないだろう。より安く気軽に買えるようなエントリー型の商品に水平展開するかしないと駄目なんだろうなぁ。 PCサクセスにせよ、eでじにせよ、ケンコーコムにせよ、ナチュラムにせよ、扱ってる商品自体は、うまく水平展開していけるジャンルだろうなぁと思う。
いまんところは、携帯電話のほうが圧倒的に店のスイッチが起こり難い。一度あるジャンルの商品を購入したら、そのジャンルの商品は余程でない限り、他で買わないのではないか? だって、今はCookieもまともに使えないし、キャッシュもないし、とにかく入力が面倒くさいから。一度購入して、会員管理されているほうが余程楽だからだ。ドメイン指定拒否、受信なんかの設定もネックだ。いちいち設定を変更しなきゃならない。ということで、ボクなら一度何か購入したら、余程でないかぎり、その店で買い続けると思う。というようなことを考えていると、今はそれほどブレイクしているとは思えないけど、携帯通販のほうが楽天ようなモデルは成立しやすいんじゃないかという気がするのだが。(楽天モバイル店で売れているという話をほとんど聞かないのだけれど...)
使いやすさを考えてみる。: よく見るサイト
http://mamico.way-nifty.com/note/2004/10/post_20.html
ですと、
> パソコンは開けるのが面倒くさい、殆どは携帯でできてしまう、というシニアユーザーの声が多くなってきた。
> 情報リテラシ、という言葉がパソコンだけで括られちゃうのは少し怖いですね。
ということで、シニアユーザーの実態には目がはなせないです。
へぇー。ドコモとかやたらとシニア層を意識したコミュニケーションを展開してますけど、本当に使うのかなと思ってたら...
ふーん。パソコン使ってても携帯の方が楽だと思うんだなぁ。その感覚は自分には全然なかった。。。