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2007年10月03日

宣言だけ WordPressに引越しするぞ

最近、更新してないなぁー。ミニブログのほうで記録つけだしてからすっかり面倒になってる。。。
更新が滞ってる理由はそれだけではなくて、そもそもMovabeTypeが不安定だとか、バージョンアップするたびに、過去にいろいろ手を加えたところが邪魔をしてるのか、リビルドもできなくなったり、原因がよくわからないまま直ったりということで、

ということで、自身の勉強も兼ねて、この際だからWordPressに乗り換えてみようと思う。

乗り換えにあたって目標

1)完全データの移行
これはまぁ簡単っぽい

2)現状のMovableTypeのURL
せっかく検索エンジンにヒットしたり、はてBされたりしてるのだから、新しいURI体系に変わるとしても、現状のURLは新しいURLにリダイレクトするなど、なんらかの方法で残しておきたい。

3)カスタマイズ
せっかくだから、今、MovableTyepでやってることは最低WordPressでも実現させよう。

さて、いつ時間をとれるかが問題なのだが。

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2007/10/03 13:46

2007年08月17日

[mac]Window単位でのアプリ切り替え

Winの場合なら使用中のアプリの切り替えはAlt+Tabで出来て、ウィンドウ単位での切り替えが当たり前なのだけれど、Macだとアップルキー+Tabで切り替えはできはするものの、アプリケーション単位の切り替えしかできないのが不満だった。やり方はあるのかもしれないが、ボクにはよくわからず、結局、Witchというアプリをインストールした。
いまいち設定方法がよくわからん。とりあえず、「Triggers」の「All application's non-minimized」に「Shift+Tab+Enter」を割り当てた。
他の人がどんな割当方をしてるのかはようわからんのだが。「アップルメニュー+Tab」をそのままWindow切り替えにしてしまう手もあったが、アプリ単位の切り替えは切り替えで便利だし、それで慣れてしまってるということもあるので、この割当はそのままにしてある。

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2007/08/17 01:14

2007年07月30日

雪だるま式に人を増やすには

人が人を呼んでくるという口コミの仕掛けで、雪だるま式に人が増えるためには、あたりまえなのだけど、人が人に紹介する率などがある一定の閾値をこえなければならない。

それを単純に表すと、

I = A × N

A: サービスを友人にすすめる割合
N: すすめる友人数

となる。このIが、1を超えないと、雪だるま式には増えない。
これは、「ガズーバ」という本の中に書いてあったことで、ボクが考えたことでもなんでもない。

説明するまでもなく当たり前すぎることだけれど、以外とこういう単純な公式を覚えておくことは役立つ。

例えば、
Aが30%で、Nが5人だとすると、Iは1.5なので、これは雪だるま式に増えていく。

100人が入会して、30人が5人へ紹介するので、150人が新たにやってきて、さらに150人の30%が、、、ということになるので、どんどん増えていく。
逆に、Aが30%でも、Nが3人だとどうなるか。Iは0.9999 と1を切る。この場合は、雪だるま式に増えない。

100人きて、30人が3人に紹介なので90人が次にやってきて、その90人のうち27人が3人づつに紹介して、81人がやってきて、、、と、徐々にやってくるユーザーの数が少なくなるので、自然に伸びがとまる。

A×Nが1を超えるような割合や数のバランスを目標としていかかないといけない。

このサービスは頑張っても、10%ぐらいしか紹介してくれない、となると、じゃぁ最低10人以上を呼び込みたくなるような仕掛けをつくらなければいけないし、いや、30%ぐらいの人は友達を呼ぶだろうということで設定できるなら、呼び込む友達数は最低3人以上になればいい。

さて、ではどうやったらこのA×Nを大きくしていくことができるだろうか。
こういうものにもいくつかのパターンがある。


■1)モバゲー、ゴルゴンゾーラ、デコブロ、お財布.com、ECNaviなどなどのポイント還元手法
友達紹介すると何ポイント(何円)もらえる。そのポイントで何かに引き換えられる。
友達1人紹介で、何かがもらえる。
モバゲーなんかまさにこのパターン。愉しむために、不特定多数の人を誘い込もうとみんなが必死になる。


■2)初期のgmail、Joost、nowa などのクローズドベータ手法
これらのサービスは、初期段階では「招待制」であり、招待できる人数にも制限がかかっていた。
実は、招待できる人も制限していても、さっきのI=A×N公式でIが1を超えていれば、クローズドでも、人は雪だるま式に増える。

これは特にもともと注目度があるサービスとか、事前パブとかで話題ああるものには有効な手法。

招待できる数を制限しておくと、逆に、人は招待を有効に使う。ほんとに使いたいという人にだけ教えたりとか、あまり無駄に招待をしなくなる。これによって、招待された人が利用する率が上がる。
仮に、招待数を10人に制限していたとしても、サービスを利用した人の20%が人に薦めるとして、薦める人が5人以上に薦めてくれさえすれば、クローズドだろうがなんだろうが、どんどんユーザーが増えていくという仕掛け。

そして、AやNの割合、値が落ち込んできたところで、「一般公開」する。すると、そこでもさらに、今まで招待されずに待ってた人
が飛び込んでくれる。二度おいしい。


■3)IM、mixi、ブログなどなど、外部ネットワーク利用もの
そのソフトやサービスなどが他の人と利用しないと意味がないもの。ネットワーク外部性が働くもの。
Instant Messengerなんかは、複数人で利用しなければそもそも使えないので、使おうと思う人は、そのソフトを一緒に使いたい人にも薦める。あるいは、他の人が利用しているソフトやサービスにあわせたものを使う。

この手法は、よほどのインパクトや革新性や斬新さなどがない限り、一度、シェアをとられてしまっているものを後発のものがひっくり返すのは、かなり難しい。
ただ、例えば、データをまるごと移管できるとか、そちらに皆で移ったほうが幸せという場合には、一気にユーザーが移ったりする可能性もある。


■4)顔ちぇき、脳内メーカー、成分分析、富士エアーDVDなど、サービス、商品そのものに「紫の牛」があるパターン
これが一番強力であり、難しいわけですが。
「紫の牛」とは、セス・ゴーディンの言葉で、つまり、商品やサービスそのものの斬新さとか、驚きとか、そういうもので人にどうしても伝えたくなったり、見せたくなったりするそういう要素のこと。

例えば、顔ちぇきだと、あのサービスを知って、利用した人は、その結果がどうであれ、どうしても何人かには、このサービスのことを伝えたくなる。伝えられた人は伝えられた人で、なかなかスルーできず、一回は試してみたくなる。

結果、ものすごいバイラルが発生する。
#この手のものは、マスメディアもすぐに飛びつくので、さらに煽られる。

ただ、このタイプのものは、おそろしい勢いで一気に広がるけれど、すぐに限界レベルまで広がり、誰もが知ってるというところに達する。そうすると、一気に減速することが多い。
そのときに、どうやってそれまでの利用者を継続的な利用者に変えられるかというのが重要。

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2007/07/30 23:46

2007年06月20日

携帯のコンテンツ連動型広告

NTTれぞなんとが携帯電話向けのコンテンツ連動型の広告事業を開始するということで、そのあたりのプレイヤーがまとまっていた。

サービス名特徴主な配信先
NTTレゾナント独自の技術でページの
文脈を解析
gooブログ、エキサイトブ
ログ
オーバーチュアNTTデータの技術を採用し、
ページ内容における感情表現ま
で解析し広告配信
R25式モバイル、Askモバ
イル、ドリコムBlogなど。
年内に50媒体目標。
エフルート技術的なハードルが低く、中
小、個人サイトでも導入しやすい
自社媒体や携帯ホーム
ページサービスなど30媒体
ウェブドゥジャパン2004年から提供を続ける携帯
向け検索エンジンの技術を応用
自社媒体「CROZ」など。年内に
260媒体に導入。

(日経産業新聞)

  • 広告料金は1クリック20~400円
  • 3年後に5億円の売上を目指す
  • 携帯向け広告市場規模は2006年が309億円(電通調べ)。11年には1284億円に到達と予測。

NTTレゾナントにしてみると、3年五に5億円の売上ってのは、えらく低すぎないかと思うのだが。何かの間違いじゃないだろうか。2006年度の広告市場規模だが、これには「出会い系」とかは含まれてないのだろうか。300億円ってことはないだろうと思うんだがなぁ。

携帯のコンテクストマッチの場合、そもそものテキスト量に問題がありそうなんで、どの程度の精度がでるのかは微妙な気がする。どんなものなのだろうなぁ。ページによって、向き不向きがはっきりでそうだ。

あと、PCウェブの世界だと、JavaScriptとかで広告を表示するけれど、携帯の場合ってどんなやりかたをするのかがよくわかってない。どうやって、最適な広告を表示するんだろうか。運営サイト側にはどんな仕掛けが必要なんだろうか? (Apacheのモジュールとか組み込んだりとか、必要ないんだろうか?)

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2007/06/20 14:26

2007年05月30日

YouTubeを追いかけた日本のサービスは?

YouTubeの人気に火がつきはじめたとき、日本でもYoutubeにインスパイアされたサービスが数多く登場した。

本家YouTubeはGoogleに買収されてしまって、その莫大な運用コストをどうやってペイさせるのかとか、どんなビジネスモデルを築くのか、みたいな議論はとりあえず先送りされた感がある。もちろんYouTubeのスポンサーシップモデルや、新しくはじめようとしている広告モデルなどは、まだまだ目が離せないけれども、Googleの後ろ盾がある以上、法律上の問題などでサービスが潰される可能性はあるにせよ、資金難での中止、撤退みたいなことはほぼなくなったので、自分にとってそれほど大きな関心事ではなくなったことは確かだ。

が、YouTubeの成功(トラフィック的な成功?)にあやかった日本の動画共有サービスは今、どうなんだろう。
ビジネスとして成立してるのだろうか?

この分野ではニコニコ動画が飛び抜けているのだろうけれども、YouTubeが切り開いた動画共有サービスの延長ではあるけれども、他とは少しモデルが違うか。ただ、現状は自前で動画を持っていので、インフラとかに
ニコニコは有料モデルを展開すると発表していたが、著作権問題がクリアできるのかどうか。ボクは著作権とかには詳しくはないので、なんともわからないが、今のニコニコが著作権に問題のない動画だけになったら、あの面白さは生まれないんじゃないかと。さて、どうするんだろうか? ニワンゴも馬鹿じゃないんだから、著作権ホルダーとかとなんかやるなど、何かしら対策は考えているのだとは思うけれども。

傍から見て、一番うまくいってそうなのはサイバーエージェントのAmebaVisionだ。投稿数もそこそこある。Ameba事業自体がまで黒字化してないということなので、AmebaVisionもビジネスとしてはまだまだだろうけれども、サイバーエージェントなので、うまくスポンサー広告やタイアップモデルを組み立てていくんじゃないかと思う。
ただし、AmebaVisionには、いわゆる違法性の高いコンテンツがかなりの数投稿されている。その意味では、YouTubeと同じだ。

PeeVeeは本体よりもOEMしてるExcite Dogalogがメインになってるのかな。この契約内容はわからないけれど、おそらく月額いくらみたいなOEM契約なんだろうな。Exciteとしては、自前で一から構築して、うまく行かないリスクよりも、まずはどこかのものをOEMしてもらって、それでこのサービス自体の可能性を模索するというスタンスなんだろうか。PeeVeeにとっても、それで多少なりともお金になれば、サービスを継続できるわけだし。動画の検閲などはしっかりやっているみたいだけれど、それもあってかいまいち盛り上がりやにぎわい感にかけるところがある。

Watchmeはどうだろうか? フジテレビの看板やブランドを武器にいろいろやろうとしているが、トラフィック面ではあまりうまく行ってるようには見えない。alexaで見る限りは、これだけのパワーをかけていながらかなりお粗末な数値だ。(もちろんalexaのデータのあてにならなさというのもあるけれど)。Watchmeは、ユーザー投稿型のテレビ番組と同じような雰囲気を意図的かどうかはわからないけれどつくっているけれど、ボクはこれがつまらなかったりする。テレビの文法とネットの文法はやっぱり違うんだろう。

Flipclipは、早くからタイアップ広告で使ったりと、マネタライジンズに積極的な印象はある。主要株主にアトムが入ってるんで、このシステム、仕組み自体をプロモーションやキャンペーンに組み込んだり、あるいは、企業サイトで使ったりというところで当面は収益化をはかってるということだろうか。その分野だと今までならJ-Streamぐらいしかなかったし。

面白いことに、Alexaベースでは、Watchme、peevee、Flipclipってほぼ同じぐらい。Amebaは、サブドメインなんで性格なところはわからないけれども、おそらくこれら3つからは頭一つ、二つ、いやそれ以上は抜けてるだろうなと思う。
他にもaskビデオだとか、EBiTVとか、数多くあるけれども、ビジネス的にうまくいってるところがあるかというと、今のところなさそうだ。トラフィック的にもけっこう厳しそうでもある。かといって、じゃぁB2Bモデルで生き残っていけるかというと、それも厳しい競争がまっている。

広告代理店やレップがこれらの動画共有サービスを束ねたりして、動画広告のネットワークをつくったりということには躍起みたいだけれど、結局、ネットワークを組まなければそれぞれの規模が小さすぎて話にならないということだろう。

そういえば、GayoやYahoo!動画はどうなんだろうか? Gayoはあの莫大な投資を回収できるのだろうか?

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2007/05/30 10:36