2007年04月04日

エステや美容院の情報サイト ispotの機能拡張

エステや美容院の情報サイトを運営するサイバースターは、利用客による店舗の評価機能を拡充する。(中略) 同社サイト「ispot」は契約する全国3000店のエステや美容院の情報を発信する。6月に各店の客がサイトに無料で登録し、接客態度や説明の手厚さ、施術や料金の満足度など約10項目を5段階で評価する機能を追加する。 客が実際に契約店を利用した時にサイト会員であることを告げ、その後メール配信される客がアンケートに答える仕組みにすることで、評価の信頼性を確保する。評価した会員には電子マネーのEDYなどに交換できるポイントを付与する。

サイバースターの「ispot」。
興味がない分野なのでまったく知らなかったが、こういうバーティカルポータルといか、そういうものはあるのだなぁ。そしてちゃんとビジネスになってるんだな。

契約店の初期登録費用7万円、1ヶ月の利用料7000円が、それぞれ10万円、1万円に値上げ。現在、15万人の会員。2006年10月期で3.5億の売上。これを09年10月に18億に伸ばす計画。

今、やろうとしてるビジネスだと、このへんの数字はすごく大事なのでメモ変わりに書き留めておく。エステサロンにとってみれば、年間で12万円なんてのはたいした金額ではないだろう。それで1人、2人獲得できれば充分もとがとれるんじゃないか(よく知らないけど、そんなモデルだと聞くし)。であれば、出さないよりは出しとかないという意識になるのかもしれない。
でも、こういう単価の安い電話帳型広告ってのは、結局、足で一軒一軒まわって、営業していかなければならない。それが大変だ。営業マンはたいていインセンティブ、飛び込みでがんがん廻る。そんな感じだ。GoogleのAdsenseとかAdwordsとかってのは、本来そういう営業モデルだった広告主をも、セルフで広告を出稿させてしまうところが凄い。

ついでに、美容、健康系のこの分野だと、昨日の日経産業の載ってたが、リクルートがヘアサロン専門の検索サイト「ホットペッパービューティー」を4月27日に開設するそうだ。首都圏、名古屋、関西で3300軒のヘアサロンと約8000人のスタイリスト、約1万件のヘアスタイルに関する情報を掲載するらしい。利用者はサイトからそのまま日時予約やスタイリスト指名までできる。

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categories [ ネット・ウェブ関係 ] 2007/04/04 10:08