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2005年04月18日

すでに検索で見つかる情報の26%は消費者作成のもの?

宣伝会議の4月号『ブロードバンド普及で、消費者がメディアになる時代』というコラムの中に、昨年のAd Techのキーノート講演でのTV TalkのTim Smith氏の言葉が引用されている。

「すでに検索で見つかる情報の26%は消費者作成のもので、企業作成のものは18%である」

この数字の根拠は全く不明だが、CGM(Consumer-Generated Media)が大きな影響力を持ち始めているというのは事実だろう。

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2005/04/18 22:37

2005年02月15日

P&Gはつまみ食いユーザー対策をしてる

ニールセン博士のレポートで「つまみ食いユーザー」の餌食となっていたP&Gだったが、Tideのサイトなんかを見ていると、明らかにそのへんを意識した改善、改良がなされているようだ。Tideのサイトを以前にじっくり見た記憶はないので、昔っからそうだったのかもしれないけれど。どちらにせよ、つまみ食いユーザー対策としては必要な策が打たれてるのには関心した。

例えば、メニューのArticlesなんかを見てみよう。記事内には意識的にコンテクストリンクが設けられ、サブブランド紹介のページや、別記事へとつなげられている。

ただ、槍玉にあげられていたEukanubaは、サイトはリニューアルしたようだが、つまみ食いユーザー対策はなされていない。せいぜいトップへ戻るのリンクと、下部にもナビゲーションをつけたまでだ。

この件とは直接は関係ないが、Japan.Internet.comの記事を読むと、Tideは口コミ型オンラインキャンペーンの効果で、トラフィックが、キャンペーン初週に904%も増加したとのこと。記事を読むと、ただの友達紹介キャンペーンなのだけど、何か仕掛けがあったのだろうか?

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2005/02/15 23:32

2005年02月06日

SEOコンテストで何がわかるか?

第二回が始まったSEOコンテストだけれども、ボクはSEOコンテストに何の意味があるのかがよくわからない。

あれで多少は検索エンジンのアルゴリズムが解明できるのかもしれないけど、できたところでそれで簡単に対策を講じれるようなものなら、検索エンジンの検索結果はスグに汚れてしまうだろう。そうなりゃ検索エンジンだって対策打つだろう。いたちごっこだ。

そもそもこの世の中に存在しない言葉で、みんなで一斉にその言葉での検索結果上位を目指すっていう行為は、実際のSEOの現場とは大きくかけ離れた特殊な状況だ。

例えば、存在しない言葉なら、その言葉の認知度が向上しない限り、検索ワードに指定されることもそうはないだろうし、であれば通常、検索エンジン対策としては、その言葉のより抽象レベルの高い一般に流布しているような言葉か、その言葉が製品名やサービス名なら、その製品やサービスの属するカテゴリ名などで対策するのではないか。
世に存在しない言葉なら、対策なんてしなくたって普通に作ってりゃヒットするだろう。ブランド名なら、そのブランド名をどうやって流布させるのか、想起率を上げられるのかってのが先にあるわけで、誰も知らない、使わない言葉でSEOやって何の意味があるのだ?

つまりSEOコンテストっていう状況そのものは、実際のSEOの舞台となる状況とは根本的に異なるってこと。そのなかで必死に順位を競ったところで何がわかるのだろうか。

もちろん、この検索エンジンはテキストマッチよりも、被リンクによるテキストマッチが重視されるようだ、とかそういう大まかな特徴、特性は把握できるかもしれない。でも、把握したところでそれが実際のSEOでどれほど価値があるのかは疑問だ。
いくらやっても1位と2位の違いをアルゴリズムレベルでこれだと解明することはできないだろうし、かといってそういう細かいレベルの差を見出すことができなければ、大まかな傾向や方向性ってのは何もSEOコンテストをしてなくてもわかるレベルなんじゃないかと。

ページ内に適当な数のキーワードが含まれていて、そのキーワードがアンカーテキストに指定されるような外部サイトからの良質なリンクがある一定数得られている。つまり多くの人が指示するウェブサイトで、且つそのウェブサイトがそのキーワードのテーマをしっかり扱っているといこと。どこのSEO本にも書かれていることだと思うのだけど。

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2005/02/06 22:55

2005年01月09日

コンテンツ配信型のアフィリエイトネットワーク

マセル・ネット

コンテンツ配信型のアフィリエイトネットワーク。
コンテンツ配信の第一弾がシュミレーター。コスメ、事業者ローン向けのシュミレーターが用意さえてる。なるほどなぁ。

イークライシスは面白いサービスをつくるなぁと思う。
この会社もクリック保証型のバナーネットワークでも後発参入だけどちょっとした工夫を加えるだけでうまいポジションを獲得したし。フィデリも軌道にのってるみたいだしな。日本のランキングなるサービスもスタートさせた。これはクチコミ系。

すでにあるサービスでも、そこにちょっとした工夫が入るだけで、違うサービスに生まれ変わる。アクシブはMy IDをうまくECナビにつなげた。ECナビだって、価格コムやココネットですでに支配されてると思われた市場だったけど、インターフェイスの工夫と、ポイント制度を組み込むことで、ひじょーに魅力的なサービスに仕上がってる。

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2005/01/09 21:44

宅配ピザサイトの体験

外に出るのが面倒なのでピザを注文することにした。
同居人がインターネットでドミノピザのサイトを開く。
ボクはそれを横で眺めていた。普通のユーザーがどんなところで困るか、嫌がるか見たかったからだ。

同居人、いきなり不満たらたら。トップページのFlashがうっとおしいらしい。同居人には明確な目的がある。メニューを見ること。近くの店舗を探すこと。そんな人間とってFlashのプレゼンテーションはうっとおしいだけのようだ。すぐに「グランドメニュー」に移る。しかし、ここでもFlashだ。Flashにする必要なんてほとんどないにも関わらずFlash。同居人のストレスが溜まる。一つ一つの商品をFlashで解説するのだが、自由度がないのでいらつくだけ。

同居人、あっさり諦めてネット注文のコーナーへ。郵便番号入れて検索実行すると、またしてもFlashだ。このインターフェイスが同居人にはなかなか理解できない。カウンターのメタファーで注文していくのだが、要素が多くてすぐに理解できない。
「ご注文BOX」が小さすぎてよく見えない、などと不満を漏らす同居人。マウスオーバーすれば大きくなることは後に理解するが、この段階では理解できない。なんとか目的の商品の選択が終わり、注文内容を確定。こちらのプロフィールの入力に進む。メールアドレスを入力。確認用のメールアドレスの入力のために元のメールアドレスをコピーして、ペーストしようとした瞬間におそらくショートカットを間違えて、タブを閉じてしまった。。。。(同居人はドーナツPというタブブラウザーを利用している)。

これで終了。同居人激怒。
結局、電話して注文。やはり電話が圧倒的に早い。

ドミノピザのウェブサイトは、そこそこお金がかかってる。でも、おそらく無意味な金のかけかたをしてる。Flashがすべて悪いとは思わないが、ドミノピザに使われてるFlashはほとんど無意味だ。無意味どころか、注文を考えてるお客にとっては邪魔で使いにくいものだったりする。同居人の操作を見てるとそれが分かる。ピザ屋のサイトにユーザーが求めてるものはものすごくシンプルだ。メニューを見ること、店舗を探すことだ。ネットで注文できる必要はないだろう。まぁあってもいいとは思うが。が、ドミノピザではメニューがFlashになってて、これがまずうっとおしい。店舗を探すのもネット注文のところからしかできない。これでは注文目当てにサイトに訪れてるユーザーに買わせなくしてるのと同じようなものだ。

興味を惹かれたので個人的に他のピザ屋のサイトも見てみることにした。
まずピザーラ。ピザーラには無駄なFlashはない。郵便番号ではなく、住所から区、町と順番に選んでいく。ボクは郵便番号を覚えてないのでこちらの方が楽だが、同居人にとっては少し面倒臭いようだ。メニューはカタログをそのまま焼き直しただけのようなものだが、実はこれで充分だったりする。ただ、「もっと詳しく」をクリックして立ち上がるページにたいした情報が載ってないので肩透かしをくらった感が残る。詳しくもなんともない。

ピザハット。ドミノと同じくトップページにFlashがあしらわれてるけれど、特に邪魔かというとそういうわけでもない。メニューがシンプルでわかりやすいが、My Shop Searchの検索フォームに何を入れて検索したら良いかがわからない。
メニューの見せ方などは、詳細ページが詳細でないところまでピザーラと同じ。「メモ帳」のような機能は便利だとは思うが、どうせなら登録した商品の合計金額を出してくれてもいいのにと思う。

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2005/01/09 21:35