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2007年08月27日

Gimpで本城さんっぽいミニチュア写真をつくる

リコーのGX100を買ってにわかに写真ブームだ。

昔、一時的にはまってことはあったもののその時は数ヶ月でブームは過ぎ去り、中古で買ったフィルム一眼レフカメラだけがほとんど使われずに放置されることになった。
今回は前回の反省から、いきなり難しいところに踏み込まず、できるかぎり簡単なところから入ることにした。以前は、やはりカメラはフィルムじゃなきゃ駄目だろうと、すでにデジタルカメラ時代に突入していたもののあえて中古のフィルムカメラに向かった。しかし、何もしらない人間にとっては、やはり撮ってすぐに確認できないフィルムってのはけっこう敷居が高い。フィルムの交換で間違えたりという初歩的なところからすでに難しい。さらに、一眼レフをつねに持ち歩くってのは、けっこう大変だったりして、自然と持ち歩かなくなり、触らなくなってしまった。

ということで、今回は、持ち歩きが苦にならないコンパクトカメラで、且つデジタルカメラ。だけど、単なるスナップ写真しか撮れないようなものではなく、写真を趣味として愉しむに充分な特色があるカメラにしようということにした。となるとGRとGX100ぐらいしか選択肢がなかった。どうせ買うならと新しいGXを買った。いろんなブログの前評判どおり、かなりピントが甘いとかいろいろ問題はあるものの、おおむね大満足だ。

さてさて、個人的にはまってるのは本城直季さんが撮るようなミニチュアっぽい風景写真だ。とくに何か写真で表現したいというものがあるわけでもないので、とにかくかわいらしい写真がつくりたいなと思ったたときに、ASCIIの表紙のミニチュアのような写真に心惹かれたというわけ。

本城さんはティルトレンズを利用した撮影だが、それはさすがに無理なのでボクはGimpなかを使って写真を加工することでそれっぽく見せようと苦心している。
参考にさせていただいたのは、Jigelogさんの「ミニチュアのような画像をGimpで作成する方法」というエントリー。Gimpの使い方自体まったくといっていいほど理解してないので、このエントリーをそのまま写真に施してるだけだけれど、けっこうそれっぽく見えてくれたりするので嬉しい。
で、何枚かそれっぽいものをつくってみたのがこれ。


神戸のポートライナーから撮った写真。


これは嫁の実家。どこかわかるかな?


こちも神戸。


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2007/08/27 01:54

2007年05月27日

雑記

昨日の面接ではこんなことがあった。ある求職者に対して、ボクは、
「将来、起業したいとか、自分でビジネスを興してみたいとかそういう夢はありますか?」という質問をしてみた。この質問はあえて「はい、いいえ」(あるいは「よくわかりません」)で答えられるような形で質問している。その人の何が知りたいというわけではない。答えが「はい」でも「いいえ」でもかまわなくて、その答えに対して、その人がどういう考え方を持っているのかということを知りたいだけだ。

さて、その人はどう答えたか。しばし、うーんと空を見ながら考え、
「そうですねぇ。やっぱり私もお金持ちになりたくないといったら嘘になりますし、やはりお金はたくさんあるにこしたことはないんですが、でもお金のために何かするというのもそれはそれで違うと思ってるんです。」
と話し始めた。しばらくボクは聞いていた。しばらくお金が大事なところと、お金が大事ではないところの話が続き、最後に、
「ということで、私自身はあまり起業などは考えていません」と結んだ。

最初、ボクはなんのことを言ってるのかさっぱりわからなかった。最初は彼が質問を何か聞き間違えたりしたのだろうかとも思ったが、彼の最後の答えを聞いてる限りでは、きちんと質問内容は伝わっているようでだ。

そして気づいた。なるほど、彼はどうやら「起業する」「会社をつくる」を、「お金持ちになる」という意味で捉えてしまっているようなのだ。なぜ、そんな風につながったのかはわからないが、彼の中には、もしかしたら「社長=お金持ち」というような構図があって、無意識のうちに「起業する→自分が社長→お金持ち」とつながったのかもしれない。あるいは、「起業する人」=「もっとお金を稼ぎたいと思っている人」というような意識があるのかもしれない。
とにかく、彼が「ビジネス」や「起業」「社長」みたいなところに抱いているイメージが「お金持ち」であることは間違いないようだ。

「起業」や「会社を興す」ってことが「お金持ち」につながるってのもわからなくはないけれども、でも随分と偏った考え方だと思う。

会社を興して成功する確率なんて、びっくりするほど低い。成功するどころか新しく設立した会社が5年以上継続する確率もかなり低いはずだ。(以前、何かの文献で見た。でもネットによって生き残れる確率は確実にあがってるとは思う。)
創業から7、8年目ぐらいまでのうちの社長の報酬はたぶんびっくりするぐらい低かった。いまでもそのリスクとか背負ってるものの大きさに較べると、低すぎるんじゃないかと思うことはよくある。

ともあれ、彼のその偏った考えたを聞いて、もしかしたら彼のように考えている人が実はけっこう多いのではないかとも思った。
社長や役員はたくさんお金がもらえるからいいなぁ、みたいな感覚だ。それでボクも、私も、もっと出世したいと思ってもらえるならそれはそれでいいけれど、たくさん報酬をもらうということは、その分リスクもあるし、結果責任も問われるし、そのプレッシャーは半端なもんじゃないということだって、やはりちゃんと理解してもらいたいなと思うわけだ。
経営者になるというのは、お金持ちになるどころか、むしろいつも会社のことを考え続け、いつもどこかに恐怖を感じ続けながら、生きることを引き受けることなのだ。キャッシュが目減りしていけば胃が痛むし、営業状況が悪ければ、夜も眠れぬ不安に苛まれる。
投資したビジネスがうまくいかなければどうしよう。何をしてるときも、どこにいるときも、そんな不安や恐怖につきまとわれるのだ。

もちろん、そういうリスクや苦しさに代わるだけの、喜びや充実感、愉しさがあることもまた事実で、だからこそそう簡単に辞められないのではあるが。


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2007/05/27 00:10

2007年04月03日

禁煙4ヶ月と新年度

禁煙から4ヶ月。多分、今までで最長。すっかりニコチン欲しさも消え、いろいろな場面場面での手持ち無沙汰みたいなものも気にならなくなり、すっかり生活からタバコが消えた感じがする。でも、最近よくタバコを吸ってしまい後悔する夢を見る。朝起きたときに、いつも、「あー、吸ってしもたー」と後悔するのだが、よくよく考えてみると夢だったことに思い当たり、ほっとするのだ。

またまた新年度が始まった。まさか禁煙状態、週1回はジムに通い、2時間ぐらいみっちりトレーニングをするような健康的生活になって新年度を迎えるとは思わなかった。人間ってのは短期間で変わるものだ。

さて、新年度は今までで最高のメンバーで迎えられたと思う。もう言い訳はできない。崖っぷちのつもりでがんばろう。
このメンバーなら必ず成功を勝ち取れる。そう信じている。

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2007/04/03 23:58

2007年03月26日

MySpaceを使っみて

MySpaceを使ってみて驚いた。

ひっきりなしに友達申請がくる。しかもわけのわからんミュージシャンから。それでそのミュージシャンのページに行くとたいていは遠慮なしに音楽が鳴り始め、無理矢理聴かされるはめになる。なかには「おっ」と思いものがあったりして、何曲か聴いたり、PVか何かよくわからん動画を見たりする。

友達申請をしてくるのは日本のアーチストとは限らない。むしろアメリカ在住のミュージシャンの方が多い。ボクのプロフィールのどの部分を読んでそんな申請をしにきているのかはまったく謎だ。なにせ英語はいっさい使ってない。好きなミュージシャンの名前も「ビートルズ」とか「ミシェル・ペトルチアーニ」というようにカタカナで書いた。英語を使うと、それだけで外人からのスパムがくると思ったからだ。にもかかわらず、彼らはそんなことはまったく意に介せず、がんがん友達申請してくる。おそらく新しく住人になった連中を狙って、徹底した友達申請してくるやつらがいるのだろう。このへんはmixiとかのSNS文化とはえらく違うところだ。ただ、メールで頻繁にやってくる出会い系スパムなんかに比べれば、よほどましだ。ボクは音楽が嫌いではない。ジャンルもあまりこだわらない。というか多分かなり寛容だ。だから新しいミュージシャンと出会えるというのは、それだけで充分楽しい。
(自分のページのURLはあえてのせなかったんで、興味ある人は適当な言葉で探してくださいな)

MySpaceのマイページはいろいろとカスタマイズできる。背景の色をかえたりブロックの枠線を変えたり。利用してる人のほとんどがカスタマイズしているのではないだろうか。
そうやって作り込んでいるうちにマイページに親近感がわいてくる。そのへんはmixiのように全員が定型の同じデザインのページとの違いだろう。自分のブログが自分の庭のように思えてきて、いろいろ飾り立てたりしたくなる気持ちもこれと似ている。ボク自身、もともと外部のブログホステイングで運営したこのブログを独自ドメインのオリジナルのブログに移行したのも理由の1つは「自分のもの」にしたかったからだ。MySpaceも言ってみれば「人の庭」なのだが、かなりカスタマイズの許容性があるというところで受けているのだろうか。
携帯電話をデコレーションしたりするのも同じようなもんなんだろうか。人は多くの人が持ってるものややってるものに惹かれる。にもかかわらず、その大勢の中で「自分らしさ」を求めて、些細な差異を生み出そうとする。「自分らしさ」を反映させることで、愛着が沸く。それは決して悪いことではない。

関係ないが、そういえば、最近ヤフーのニュースとかでMySpaceのアーチストがよく取り上げられる。ソフトバンクが本気を出しているのだろうか。(というのはうがった見方か)
話題のアーチスト、MySpaceだけでアルバム発売。。。みたいな記事がヤフーニュースのトップに取り上げられたりする。ヤフーのトップに表示されるニュースはすごい。ボクも何度か自分が関わってるサイトで掲載されたことがあるが、掲載されている間はとんでもないトラフィックがおしよせる。サーバが落ちたことも何度もある。あの枠はものすごい告知力というか集客力を持っているのだ。あのニュース枠をうまく使えば、お金をかけなくても初期のプロモーションは充分可能だ。MySpace上のアーチストに人気がでれば、それにつられて人が集まる。人が集まれば、その人がさらに人を呼ぶ。


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2007/03/26 01:47

2007年03月11日

鬼太郎茶屋へ行ってきたのだ

昨日、鬼太郎茶屋に行ってきた。
鬼太郎茶屋へ行くつもりなどはなかったのだが、たまたま深大寺に行ったらあったというだけだ。深大寺も行きたかったわけでもなく、どこか行くかな、深大寺でも行ってみるか、とかなり軽いその場の気分で決めた。

鬼太郎茶屋には魅力的なグッズが数多くそろっていて、特にミニチュア好きのボクにとっては、妖怪のミニチュアにはかなり惹かれたのだけれど、これがけっこう高くて、気がひけてしまった。最近、リーメントシリーズも買いすぎてるし。

嫁は一反もめんのレターセットを買い、ボクはちくま文庫の妖怪ワンダーランドの5巻「"のんのんばあ物語" (水木 しげる)」を買った。妖怪ワンダーランドシリーズももう絶版だそうで、また手に入りにくくなるんじゃないかと思い買ったのだが、ネットで調べてみたところまだまだ余裕で手に入りそうな感じだった。まぁいいか。

鬼太郎茶屋
ちと恐い。

鬼太郎茶屋の妖怪
有名どころが大集合。

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2007/03/11 15:57