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2004年06月03日

フランクリン・プランナー導入1ヶ月

フランクリン・プランナーを使い始めて1ヶ月以上が経過した。
予想以上に使い込んでる。3日坊主どころか、これがないと不安になりそうなぐらい頼るようになってしまった。自分でも意外だ。
自身の価値観を見つめなおすとか、長期的な目標をつねに視野に入れていくということも重要なことだろうけど、フランクリン・コヴィー社が言うところの「第三世代」の手帳としての使い勝手もなかなか良い。デイリープランナーのレイアウトとか実は凄くよく考えられている。そのレイアウトの裏にはきちんとそういうレイアウトになっていることの意味が潜んでいるわけだけど、それが実に自然だ。

月ごとにインデックスがつくれるけれども、これをつけておくと、日付さえ辿れば、その日のノートや、やってたことに戻れるなんてのもかなり便利だったりする。

僕はこれまで打ち合わせなどはすべて普通の大学ノートに書いてた。ノートがなくなると、別のノートというように。ノートでは索引などはつけてなかったので、WIKIにあげた議事録や、サイボウズの予定を見返して、その日につけた自分のノートを探すというようなことをいちいちしていた。それは今思えばものすごく効率の悪いことだ。

フランクリン・プランナーを使うようになってからは、ノートもスケジュールもTODOもすべて一箇所にまとめている。索引さえきちんとつけておけばすぐに該当の情報にたどり着ける。

仕事中はつねにその日のプランナーを開けておき、いつでもメモできるようにしてる。何かやらなきゃならないことができたら、未来のPrioritized Daily Task Listに書き込んでしまう。これで後は忘れてしまっても安心だ。その日になれば否応なく思い出す。未来のTaskListに書き込んだタスクには、括弧で日付を入れておく。その日付を辿ると依頼事項やその時にメモしたことに辿れるようにしてある。これで、その日になってそのタスクが何かわからないということがあっても日付で辿ればO.K。

1週間や1ヶ月といった時間でやらなきゃならない課題もあるわけど、それはそれで週間コンパスの裏と月間の目標を書き込むところにメモしておく。毎朝のチェックは最低でも「月」⇒「週」⇒「前日のTaskList」を確認したうえでつくる。これで目の前にある喫緊の業務や対応以外のことにもある程度、気を配れるようになる。

といってももちろんフランクリンを使ったからすべて漏れなし、完璧かというと全然そんなことはない。それでもやっぱり「あ!」ってことはある。その数は以前よりは減ったし、おそらく精神的な余裕は生まれたとは思うけれども、まだまだ完璧にはほど遠い。

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2004/06/03 15:27

2004年05月23日

アルバムの語源、レディ・キラーズ

土曜日が法事だったので金曜日に帰ったのだが、実家の駅前の風景ががらりと変わっていてびっくりした。この前に実家に帰ったのは年明け早々ぐらいのときだったけれども、いやはやこんなに変わってるとは。駅前には市民病院もでき、貨物列車が通っていたところには幹線道路につながるバイパスが走る。昔の面影は跡形もなく消え去っていた。

iPodを購入したので、せっかくなので実家の物置に眠ってるCDをiPodに移す作業を行う。大瀧詠一、細野晴臣のソロ作品類、ELO、ボブ・ディランの何枚かのアルバム、スティーリー・ダン、なぜかマイケル・ペン、あテクノ系でフロッグマンレーベルとかの何作かとフランク・ザッパ。AIR。ミシェル・ペトルチアーニとスタンゲッツ。聴くかどうかはわからけど物置からCDを引っ張り出してきて、比較的よく聴いたものだけをピックアップしたらこんな感じだった。

そうそう、大瀧詠一のソロデビューアルバムのライナーノーツを大瀧詠一自身が書いている。(CDで再販されたやつの方ね) そのライナーノーツを読み返していると、「アルバム」という言葉が、もともそシングルレコードを集めてアルバムのように集めて発売していたのが元で、長時間再生が可能なLPが登場してシングルを1枚のレコードに収められるようになってそのまま「アルバム」という言葉が引き継がれたというようなことが書いてあった。なるほど。時々、毎月のようにシングルを発表してそれを集めただけで「アルバム」を発売するアーチストを非難する音楽ファンがいるけれども、語源から言うとそれって別に間違いじゃないのだなぁと。

土曜日法事を終えて、そのまま京都に戻り、なんやかんやと朝方4時ごろまで作業。床につくが盛りのついた我が家のバカ猫に朝からギャ-ギャー啼かれ、9時ごと起こされた。眠たい。昼まで寝てるつもりが起こされ、予定していなかった時間ができたんで、とりあえず四条に出かけた。あ、そうだ、レディー・キラーズ観なきゃと思い出し、映画館へ。時間よく席につく。
本作はトム・ハンクスが主演ってことで話題になってるけど、トム・ハンクスにしてはえらい小ぶりな作品に出たなと。どこかのインタビューでトム・ハンクス自身がコーエン兄弟の映画に出たくてチャンスを伺っていたというようなことを語っていたけど、
リメイクらしいが、原作は僕は知らない。しかし、こりゃ何なんだろう。コーエン兄弟は僕は最も好きな監督の一人で、毎回毎回大きな期待をして観に行くのだけれど、本作はうーんという感じ。「未来は今」のときも「あちゃー」と観終わってあまりにものコーエン兄弟らしからぬさに悲しくなったけれども、本作もコーエン兄弟っぽくない。つまり、面白くない。まだ前作の「ディボース・ショー」のほうがましだなぁ。

あ、阪神がサヨナラだ。

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2004/05/23 22:21

2004年05月02日

フランクリン・プランナーを購入

今年のGWはうまく休みをとれれば大型連休。スタッフの何人かも有休や代休をうまくつかって連休に出来た人も多かったもよう。昨年からかなり過酷労働だったんで良い息抜きになれば良いなと。
僕の場合はいくつか仕事があったりで大型連休とはいかなかったけど、これはまぁ仕方ない。
とは言うものの、今日は休み。

心斎橋の東急ハンズにフランクリン・プランナーを買い行く。
バインダーは以前に社長からもらったバイブルサイズのシステム手帳をそのまま使うということで、
「オリジナル・デイリー・リフィル」と「一週間コンパス、価値観/ミッション、目標設定用紙」のみ購入した。

自分の最大の弱みである「時間管理」をなんとかしたいというのがフランクリン・プランナーを購入したわけ。かなり安易だ。「7つの習慣―成功には原則があった!」は随分前に読んだけれども、正直その時はピンと来なかった。というかこの手の自己実現を目指すとか、より豊かな人生を!みたいな価値観をあまり信じていなかったということがある。ただ、自身の時間管理や計画を振り返って見るとあまりにも杜撰で、ここ数年まったく進歩していないということに情けなくなった。目標としてた英語力のレベルも停滞してるし、この年齢までには最低これぐらいは、と自身で思い描いてたあらゆるレベルにまったく達してない。同居人との生活ではついつい怠惰になり、どうでも良いテレビを見て時間を潰してしまうこと屡々。これではいかんなぁと思ってたところでGMO熊谷さんの本を読んだ。

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
熊谷正寿


実際、手帳のことを書いてるのは前半だけなのだけど凄いなぁとかなり感動した。
というか、これだけマメにそして根気よくあらゆるものに取り組んでれば手帳がなくても成功できるんじゃないかという気はするが。
僕は単純なので、なるほど手帳という手があったかと考えた。「手帳」でいろいろと調べ、かなり安易ではあるがフランクリン・プランナーにとりあえず手を出してみようかと。(熊谷さんのオリジナル手帳もフランクリン・プランナーの発想と似てます)

フランクリン・プランナーは普通の予定管理のシステム手帳とは使い方がちょっと違う。まだ僕はよく理解してなかったり。まずは「7つの習慣」を再読。同時に、「人生は手帳で変わる―第4世代手帳フランクリン・プランナーを使いこなす」と「TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究」あたりも読みつつ、最初からあまり気合を入れすぎて3日坊主で終わらないようにそこそこに頑張っていこうかなと考えとります。

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2004/05/02 00:14

2004年03月27日

ギャラはいくら?

デジハリ学生から「ギャラはいくら貰ってるんですか?」という質問。これは笑えた。
ギャラって... どこの業界?

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2004/03/27 17:19

2004年03月25日

2003年度の終わりと2004年度のはじまり

今日は役員会議。
4月でスタッフ数が60人を越える。えらいこっちゃ。
会社をはじめた頃、60人なんて所帯になるとは想像もしてなかった。
人が断続的に増えていってるので、固定費は上昇中。限界利益は頭打ち。新人比率があがってるわりには1人当たりの限界加工高は大きく下がっちゃいない。数字で見ると、おそろしく優良な会社だけれど、課題はつきない。もちろん課題が全部解決されるなんてことはなく、解決すべき課題があるからこそ面白い。

会議の中で、ぽろりと同業の某大手プロダクションがやばいという話が。本当だろうか。
今期を大赤字を出しそうで、デザイナーをかなり解雇していってるらしい。戦略・プランニング部門だけを残していくような戦略らしい。「頭脳型」案件に絞っていくということか。
でも確かにあの母体を支えていくための利益は出てなかったし、それが税金対策とも思えない。情報元がネットの掲示板などではなく、同業界の友人からだし、本当かもしれない。

さてさて、今年の課題は「教育」と「成長シナリオ」。
「教育」には新人を「こなし役」といてまっとうに育てられるかと、今までの「こなし役」が「目付け役」になれるかどうか。そしてマネイジメント層の強化。
「成長シナリオ」は、新しい領域に片足つっこめるかどうか。
どちらも難しい。でも、意地っでもなんとかするぞい。

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2004/03/25 23:59