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2003年06月03日

Segway(セグウェイ)に乗る

ひょんなことからSegwayに乗った。

思ったより大きくてびっくり。最初にほんの数分ストップの練習だけしたら、あとはもう体の重心移動でらくらく操作。

いやぁ、あれは不思議な感覚だね。その場でくるくる回れたりするし。しかし、表参道で乗ってるとえらく目立つ。

輸入やらなんやらで80万円もするらしい。高い。しかも故障したら終わり(笑 10万円だったら買うな。

Segwayをどうやったら日本でブームにさせることができるだろう。まだ日本では法律上の問題は解決されていないが。

マーケティングの基本のキだが、まずもって新カテゴリー商品は、イノベーター対策と、アーリーアドプターにどう広げるかというコミュニケーション戦略があるだろう。が、Segwayは今のままじゃ「何でも新しいものは好き」という、イノベーターのなかでも特に特殊なイノベーターしか興味を示さないだろう。どのようなカテゴリーにもイノベーターはいるわけだが、Segwayは「乗り物」としてのカテゴリーで考えるのは危険だ。

米国では郵便配達で使うとか、いろいろ用途の広がりも見えつつ、州によっては公道走行禁止も多いので、まだまだイノベーター層のみが飛びついたっていう段階ぐらいか。発売前の話題の作り方なんかは、パブリシティ施策としてはマーケティングの教科書に載りそうなぐらいなものだが。「ブランドは広告でつくれない」にもとりあげられていたなぁ。そういえば。

乗ってみた感触では、スポーツ性を持たせるというのもひとつの手かなと思った。どうせ公道走行の許可なんてのはしばらくでないので、何かSegwayを使った新しいスポーツや競技で話題を集めるという手はあるかも。

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2003/06/03 21:10

2001年12月10日

虫の居所が悪いとき

どこか虫の居所が悪いとか、まぁそういうことは、人間にはよくあることなのだろうが、虫の居所が悪い人と一緒にいなきゃならない人はもっと居所が悪かったりする。
なんで、こいつのために気をすり減らさなきゃならんのじゃ、と思い始めると、だんだん腹がたってきて、ええぇい、なんてみみっちい奴だ。虫の居所が悪いなら悪いとはっきり言え!などと怒鳴りたくなる。が、虫の居所の悪い人にそんことしたら、火に油を注ぐようなものだ。ここはひとつ我慢我慢。今日は、一日我慢の日であった。 

あっしの両親は、腹をたてたり、怒ったりすることはあっても、それをほんの10分、20分ですっかり忘れてしまえる人たちだった。(だった、なんて書くともう亡くなってしまったかのようだけれども、まだまだ健在)
ボクも小さい頃機嫌が悪くなると、ぐずぐずといつまでも拗ねたり、泣いたりと、めめっちい性格だったのだが、そうやっていつまでも「不機嫌」を引きずっていると、親父はいつもひどく怒るのだ。その怒り方が今思うと変で、「こら!いつまでもめそめそすんな。笑え!10数え終わるまでに笑え、笑わんかったら、本気で怒るぞ!」と、笑うことを強要させるのだ。まぁ、ダブルバインドってやつで、こっちとしては、怒られるのは恐いので、笑うしかないのだけれど、ほとんど顔がひきつっていたりして。よく精神障害を起こさなかったなぁと思うのだけど、ああいう教育方法は教育方法でいろいろいい面もあるのかもしれない。現にボクは腹をたてたり、嫌な気分を引きずらない人間になった。一瞬腹がたって、その後は、すぐにそんなことは忘れてしまえる。
これもあの無理矢理笑いで訓練をつまされた賜物か。

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2001/12/10 01:08