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2004年07月02日

ネットショップでの個対個の会話

日経産業新聞で紹介されていた「インキエロ」という商品が面白そう。

ネット上で、オペレーターと客がチャットや音声で対話しながら、行動を誘導できるもの。「共同サーフィン」という機能を使えば、操作を画面上で指示したり、求めるページへ案内したりすることもできる。

似たようなソフトではLivePersonがあるか。LivePersonは三千以上の商用サイトで利用されているらしい。こちらはECサイトの顧客サポート用につくられたものだけれども、インキエロはもともとはテクニカルサポート担当者がメンバーにネットで指示する目的でつくられたものらしい。
インキエロの特徴は1ヶ月の使用料が9,000円~1万5,000円と格段に安いこと。インキエロのページを見ていると1オペレーター月額6,300円なんてのもあるね。

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2004/07/02 10:55

検索連動型広告は事前の認知度が重要

サイバーブレインズが実施した検索キーワードに連動したネット広告に関する調査結果。
検索結果の1ページ目に関しては49%が事前に知っているものから順にクリックする。その比率はページを追うごとに高まるそうだ。
(日経産業新聞)

言われてみれば、まぁそうだろうなぁという気はする。
要は「旅行」と検索して、表示される検索結果では、ほとんどの場合は「タイトルに」だろうけれども、H.I.SやらJTBやらといった「知っている」言葉が入っているものをクリックする傾向が強いということだろう。

しかし、こういう考え方ってのは検索エンジンのアルゴリズムに使われたりするんじゃないかという気がする。Googlが被リンク数や、リンクされているサイトのポピュラリティなんてものをアルゴリズムに組み込んだときのベースになってる考え方は、学術論文などで評価の高いものは、他の論文で参考文献として参照されることが多い、というような考え方だというような話を聞いたことがある。なるほどなぁと思った。
「事前認知」というのをどのように機械的な処理で対処できるか。ある意味、被リンクも「事前認知」のひとつだろうが、他に方法はないだろうか。僕らが事前認知を得るもっとも大きな経路はメディアだろうと思う。広告だったり、ニュースであったり。そうするとメディアに取り上げられる回数が多いものは、「事前認知」を獲得している可能性が高いものと考えられるのではないか。検索エンジン側がどのサイトやページを「メディア」か、メディアのなかでも有力なメディアなのかということを把握しているかどうかはわからないけど、それを把握できれば、こういう考え方もアルゴリズムに組み込めるのではないかと思う。(すでに組み込んでるかな)
「会社名」などで考えるなら、上場企業のほうが非公開企業よりも認知度は高いといえるかもしれないし(もちろんサントリーみたいに非上場企業でも十分認知度の高い企業はいっぱいあるけど)、そもそも検索回数が多いキーワードってのは「認知度が高い」とも考えられる。

もちろん結局のところは、検索結果に「知っているもの」があって、それをクリックしたとしても、ユーザーが求めているものが、その先のページに用意されていなければ意味はないわけで、検索エンジンのアルゴリズムとしては、コンテンツの評価をどう行うかとうことがもっとも重要なことは変わらないだろうけれども。

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2004/07/02 10:44

2004年07月01日

YST定点観測のため

「ウェディングドレス」でYSTを利用すると、1位は

A La Mode マリエ・ア・ラ・モード ウェディングドレス
http://www.osk.3web.ne.jp/~mciccone/

ってサイト。
ソースやキャッシュを見てもられれば一目瞭然だけど、いわゆる隠し文字、隠しテキストスパムってやつですね。背景色と同色のテキストを大量に仕込むという方法。

YSTもこれからチューニングしていくんだろうけど、この手の単純なテキストマッチがページとして高く評価されるというのは、やはりGoogleなんかに比べると、ページ内テキスト量や位置などが重み付けに与える影響が大きいということだろうか。

「ウェディングドレス」上位にヒットするページを見ると、テキストがすごく評価されてんじゃないかという気はする。でも、あるキーワードでは、まるでGoogleのような検索結果だったりと、検索キーワードや、そのキーワードが属するジャンル(そんなもんを判断しているかどうかはしらないが)みたいなものでもチューニングの仕方がことなるのだろうか。

とりあえず、このスパムサイトの順位をしばらくおいかけてみて、YSTが何をしてるのか観察してみようと思う。

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2004/07/01 15:55

2004年06月29日

Dガレがアイベックスを買収

デジタルガレージが、アイベックス&リズムを40億円で買収。(日本経済新聞)

すでに28日付でアイベックス株式の39%を15億5800万円で大株主から取得。10月1日付で残る株式を株式交換で実施。100%子会社へ。

デジガレがアイベックスを買収するとは。Dガレのプレスリリースからアイベックスの状況は、
「平成16年6月期(10ヶ月決算)では、事業統合にむけてのリストラ費用を計上した上で、売上33億円(経常利益0.3億円)の予定です。」と、なっている。アイベックスのコーポレートサイトの2003年8月期の売上が41億。10ヶ月決算に切り替えたとはゆえ、8月ってセールスプロモーションが一番落ち込む時期でしょう。今期は10ヶ月決算だったとうこともあるけど、頭打ち感があるのだろうか。来期平成17年6月期は売上48億、利益4.2億を目指す。Dガレとうまく連携できれば不可能ではないだろう。あとはこの買収が広告会社にどんな影響をもたらすか。

セールスプロモーション市場は伸びていくだろうし、まだまだ開拓余地は十分残されているから、デジガレにとっては、これはおいしい買い物じゃないかなぁと思う。
しかし、DACといい価格コムといい、Dガレって最近かなり追い風なんじゃないだろうか。

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2004/06/29 12:33

2004年06月21日

テキストエリアを任意のエディタで開く~テキストエリアの悲劇回避.2~

IEでのテキストエリア回避のための強力なツール。
WebScanに続く、IburiWorksが放つ第二弾ソフトAreaEditor

同じようなツールはこちらの記事で紹介したものがあったけども、AreaEditorのほうが圧倒的に初心者にはやさしい。簡単だ。楽だ。

これでMovableTypeのエントリーはもっと楽になるだろう。Wikiの編集ももっと楽になるだろう。
といっても僕はメインブラウザはFirefoxなのであまり使うことはないのだかえど。。。

#自分の記事にトラックバックしてみた。

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2004/06/21 18:45