2003年07月11日
企業ホームページ向けの検索サービス
イー・マーケティング、企業ホームページ向けの検索サービスの提供を開始
企業サイト内検索エンジンってそんなに需要あるんだろうか。
まぁ、確かに企業サイトのページもどんどん増えていくので、ユーザーにとってはあったほうが便利なのだろうが。
Namazuじゃ駄目なんだろうかね。KAKASIやChasenの辞書メンテの問題や形態素解析精度の問題か。
しかし、だからといってN-gramが優れているかというと、どうかと思うけどねぇ。
http://www.z-xcv.com/demo/index.html
ここにデモがあるわけだけど、「京都」で検索して「東京都」が含まれるページもヒットしていくるというのは、どうなのかと思う。
N-gramではサフィックスアレイとか、高速のインデックスはあるけれども、インデックス管理が大変なのでやっかいなんだろうな。
2003年07月08日
AWStats Ver.5.0完全日本語版のページ
とのことです。
・日本の検索エンジン(goo, biglobe, nifty...)が検出される
・日本語の検索語が正常に検出されない(文字化け)を修正した
ここまで詳細なログって、商用のものでも見られるものが少ない。このソフトは凄いっすね
2003年06月05日
どこもかしこも....
エッジがバガボンド社を子会社化するってことで、バガボンド社の内情が明るみになったわけだ。
平成14年度9月期で売上2億2400万円に対して、営業利益がマイナス6400万円か。前期、前々期は利益だしてんのになぁ。
しかし、そもそも従業員数から考えて、これだけの赤字を出すような事業でもないと思うんだが。なんか大きいミスでもしたのだろうか。
ネット系の企業って表向きは華やかだけど、内情はむちゃくちゃなところのほうが多いな。やっぱり。ネットイヤーしかり。そういえば去年か一昨年ぐらいにエッジに買収されたスプートニクとかね。えらく自信まんまんだったわりには悲惨だった。
企業はやはり永続しなきゃならないわけで、利益はその源泉だ。利益をきちんと出せなきゃ、会社は潰れる。当然のことなのだけれど、日本人はどこか利益追求の姿勢をバカにするところがあったりするのも事実だろう。ベンチャー企業なんかは、表面のよさというか、見栄えとか、そういうものにばかり目がいきがち。
2003年06月04日
掲示板への“書き込み”で検索エンジン対策? ――ミクスドが新サービス
Japan.internet.com Webマーケティング - 掲示板への“書き込み”で検索エンジン対策? ――ミクスドが新サービス
ただの掲示板サービスだろ。URLをロボット対策で偽装するだけじゃないのか。mod_rewriteとか使えばいいだけだし。
で、もうものすごく馬鹿馬鹿しくてあきれてしまうのが、なんでもかんでもSEOって発想。そもそも集客力のあるコミュニティを運営できるホスト能力があるならば、SEO対策なんてのは、オプションみたいなものだ。後でなんとでもなる。SEOのためには、コンテンツだ、コンテンツといえばコミュニティだーなんて考え方ではじめるコミュニティが成功するわけがない。
すでに成功しているコミュニティで、ロボットが巡回しないのであれば、巡回できるようにしてやればいい。そんな難しいことでもあるまい。
レッド・シェリフ、定量的かつ定性的なユーザビリティ評価サービス
Japan.internet.com Webマーケティング - レッド・シェリフ、定量的かつ定性的なユーザビリティ評価サービス
レッドシェリフも日本では苦戦しとる。レッドシェリフ・メジャーメントって、「タグ貼り付け型」だったと思うが、やはり、「タグ貼り付け型」ってのは、ある一定規模以上のサイトに適応するのは面倒くさいというのが大きい。
レッドシェリフの世界的な信頼性とかブランドとか、そういものが対象とする企業と、その仕組みのアンマッチなんじゃないかと。
大手の主流は「パケット取得型」になるだろうし、それ以下の規模は、いかに生ログから多彩な解析を行えるか、手間をかけないで行えるかというところに行くように思える。
生ログ解析型のWebTRENDとかは、ログ容量が大きくなると解析に時間もかかるし、複数Webサーバのログをコンカチネートして、なんてことになると面倒なんだろう。
もう会社ごとなくなってしまったが、フロントラインがやってたようなサービスはまだニーズはあるかも。(でもあれって、ある一定の期間のログの解析結果しか見られないんだよなぁ。そのへんの融通のなさはネック)