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IMJがソーシャルネットワークサービス

IMJファンコミュニケーションズが業務提携。「ソーシャル・ネットワーク」サービスを開始するそうな。(日本経済新聞)

IMJはWebインテグレーター大手。ファンはA8.netなどのアフィリエイト運用代行サービスからショッピング検索エンジンズバケンネットなどいくつかサイトを展開している。
そうそう、忘れちゃいけない。BlogPeopleの運営にも関係しているね。

まだどちらのサイトにも詳細はあがっていないので、よくわからないけど、Orkutとかみたいなやつだろうか。ネットエイジ「Gocoo」やらライブドア「livedoor アミーゴ」、イーマーキュリー「mixi」、バリュークリック「meetme.jp」やら続々とこの分野へ参入してきてるけど儲かるんだろうか。
どこも「有料会員」モデルをまずは考えているようではあるけれども、うーむ。どうなのだろうなぁ。

(追記)
GREEK.jp
http://www.gree.jp/
日本版Orkut。盛り上がってるみたい。今は誰かの紹介じゃないと入れない。

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2004/03/09 09:21

2004年03月08日

カレンの自社サイトでマーケテイング実験

この前の、アサヒドットコムのRSSフィード開始のニュースが象徴的だけれども、メディア以外のふつーの企業サイトなんかでもRSSフィード開始ってのは今後しばらくは話題になるんだろうなぁ。

日本経済新聞にカレンが自社サイトでブログを使ったマーケティング実験を始めるという記事が載っていたので、久々にカレンのサイトを見てみた。
リニューアルされてちょっと洗練された。MovabeTypeを利用しているようだ。サイトの更新情報以外に、「実践!Eメールマーケティング」もRSSで提供するみたい。
企業サイトでもRSSは使い道がいろいろあるだろう。カレンのように、調査データの発表や、Eメールマーケティングに関する有意義な情報を発信している企業サイトならばRSSやAtomはいろいろマーケティングに活用できるはず。

そういえば、カレンって今年はそろそろ上場なんでしょうかねぇ。去年か一昨年ぐらいに、2004年だったか2005年だったかの上場を予定しているなんてどこかのメディアで社長が語っていた。売上が7~8億だった記憶があるけど。

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2004/03/08 12:03

デジタルデータ専門のバイク便

デジタルデータ専門のバイク便だって。(日本経済新聞)

ゼニスイメージ
デジタルバイク便

顧客からデジタルデータをインターネット経由で受け取ってCDなどのメディアに複製し、バイク便で指定の送り先に届ける。

[略]

バイク便配送の料金は三千六百八十円から。

「メディアに焼く」ところをアウトソーシングしてくれるわけだ。
これは意外と便利かも。ネット上で完結する「ネット配送」に「バイク便」くっついている。「ネット配送」は1回あたり500円となっいて、最大100Mだが、この価格設定はどうかと思う。

大阪ガスがやっている「宅ファイル便」は、40Mまでだけれども無料だ。若干使い勝手の問題もあるし、サーバのレスポンスも悪いけれども、サービス内容としてはほぼ同じだしね。

どんな手法をとっても同じだけれども、セキュリティは気になる。特に、今回の「デジタルバイク便」の場合、メディアに複製するところまでやってもらうわけで、途中でデータを盗み見できる可能性は当然高まる(この会社を疑ったりしているわけではなく、可能性の問題としてね)。複製してもらうデータが仮に個人情報などなら、そのデータ自体を暗号化しておくなどは必要になってくるかもね。

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2004/03/08 11:46

2004年03月03日

セプテーニが女性向けの電子商取引を開始

セプテーニが電子商取引に参入(日本経済新聞)
笑う懸賞生活」の中に通販コーナーを設けるそうな。「笑う懸賞生活」を運営するオープンスマイルは、セプテーニの持分法適用子会社。

「笑う懸賞生活」の会員は78万人。会員に広告などで働きかけることで当面は月間一千万円程度の物販を目指す、とのこと。
サイトを見てみると、「ワラウショップス」ってのがすでにある。これのことかな。78万人で月間一千万円というのはECサイトとして考えると、ものすごくパフォーマンスが悪いと思うけれど、「懸賞の会員」ならこの程度のものなのかな。

懸賞サイトは数多いけれど、「笑う懸賞生活」は、広告主にとっては魅力的な商品をいろいろ用意している。「じゃんけんちゃん」というキャラクターを利用して紙芝居風に商品を紹介するメニューなどはウケが良い(らしい)。

懸賞サイトのユーザーってどれぐらいダブりがあるのだろうか?
というのも、会員を多く抱える懸賞サイトでは、いずれ同じような取り組みを開始するんじゃないかなという気がするから。

そういえば、この前、このブログにも書いた「シーサーのブログベースの通販サイト」。こちらも既にオープンしている。

Seesaa SHOPPING-モノのマーケットプレイス

まだどのカテゴリーにいってもほとんど商品がないのが残念だけれど、オープンしている店を見る限りは普通のショッピングモールと大差ない。商品ごとにコメントやトラックバック機能がついていることぐらいかな。ボクはもう少しBLOGらしさというか、コンテンツ、コンテクストと商品を絡めるようなものになるんじゃないかなと思っていたら、そういうわけではなく、あくまでもブログの更新・管理・運用の手軽さや管理機能をECショップ向けのASPとして提供しようという発想のようだ。

ショップ自体に魅力がないと、商品は売れないだろうし、商品が売れないと、シーサーは儲からないし、これはけっこう辛いんじゃないかなぁ。ただECショップが無料で開けますってだけで集まる店では、その店でモノが売れることにはならないし。

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2004/03/03 10:26

B2B電子商取引の成功事例:住友グレンジャー

今朝の日経産業新聞に工業資材B2Bの住商グレンジャーが今期(2004年度12月期)に初の最終黒字に転換する見通し、という記事。

企業の生産活動で必要とするもののうち原材料、部品、設備などが占める割合が金額ベースで8割。残りの二割が電動ドリルや研磨材などの工具、こん包用品、安全用品といった多種多様な間接資材だが、「その二割の調達に八割の労力をかけている」

この「二:八」の不均衡解消を狙ったのが住商グレンジャーがとった戦略。

  1. 一物一価制の導入。すべての単価を公開(すべての商品を取引量にかかわらず同じ値段で提供し、価格交渉の煩雑さを軽減)

  2. 商品の大量調達ルートの確保

  3. 商品約六十万種類すべてについての納期を記載

  4. 注文頻度の高い一万三千種類については注文を受けたその当日に出荷できる体制(その体制の構築として自社在庫の拡大も)

こんなところにも「2:8」パレートの法則というのはあったのか。二割の調達に八割の労力が潜んでいるというのは、緻密な分析に基づく結果はどうかわからないにせよ、着目点としては面白いし、確かにそんな気がする。「八割」の労力が軽減されるなら、企業にとっても願ったり叶ったりだろう。「二割」を狙うというのはニッチといえばニッチだけれども、そのニッチにおいてナンバーワン(オンリーワン)になるというのはすばらしい戦略だと思う。

WEBサイトもメインの利用顧客層・ターゲットを考えたつくりにはなっていて使い安い。試しに自分自身にタスクを与えて、商品を探してみたが、すぐに見つかった。シンプルなつくりながら、商品のソートの「出荷目安」や「人気順」といったものがあったり、けっこう細かいところまで気を配られているなぁと。

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2004/03/03 09:28