2006年01月02日

ユーミン「あの日にかえりたい」

iTunesのアフィリエイトへ申請して許諾されていたのにほったらかしにしてた。テストがてらのエントリー。

iTunesStoreがオープンして一番最初に買ったのが松任谷由実の「あの日にかえりたい」。やっぱいい曲だなぁ。
ボクらの世代ってのはたぶんユーミンの偉大さをリアルタイムで知る最後の世代なのかもしれなぁとも思う。

ユーミンがつくりだすコードとそこに乗るメロディの浮遊感というかある種の違和感みたいなものは、しみったれ感がない。それがニューミュージックなんて言葉で称されて、ある種、「軽さ」の代名詞みたいに扱われたりしたこともあるのだろうけど、ユーミンのメロディが80年代的な「軽さ」だけで成立していたかというと決してそんなわけではない。
この曲なんかはかなり正統な「泣きメロディ」なのだけど、コードにべったり寄り添わないというか、演歌的なコードに縛られたメロディラインではなくて、そこはやはりユーミンで、少し突き抜けた透明感みたいなものが醸し出されてていて、今聴いても古くささも感じない。

あの日にかえりたい

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categories [ 音楽 ] 2006/01/02 23:14