2006年02月28日

上司のすごいしかけ

経営は悩みと課題の連続だと思う。この課題をクリアするために頑張ろうと突き進んで、その課題がおよそ解決できそうと思う頃には、また別の課題がわき出ている。そしてその課題は、元々課題だったものを解決したことによって起きているものだったりする。これがずっと続いてる。だからといって、それが嫌だというわけでもなく、課題の質は徐々に変わっていくし、より難しくなっていくので、さらに頑張らねばという気になる。
ボクはいつも課題にぶちあたってるときには、その課題に関係しそうな分野の本を片っ端から読んで、できそうなことやうまく行きそうなことをとりあえず試してみようと考える。もちろん失敗もかなりあるのだけれど、何もしないよりも少しでも前に進んだ気持ちになる。

上司の すごいしかけ
上司の すごいしかけ白潟 敏朗

中経出版 2006-03-01
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本屋で見かけて、ふと手にして、すぐ読めそうだなと思って購入したのだけれど、この本が意外と使えそうだ。うちの会社でもいくつか早速導入してみたいと思える仕掛けがあった。 とにかく簡単でシンプル。すぐ実践できるような技、仕掛けが紹介されている。 例えば、社員にロジカルシンキングを身につけさせる一番簡単な方法として、常に上司が「結論から先に言って」を言いつづける、ただそれだけ。確かにロジカルシンキングを身につけよう、って小難しい本を無理矢理社員に読ませるよりは、このようなシンプルな1点突破主義的な方法を徹底して繰り返す方がよっぽど効果があるだろうと思う。

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categories [ 読んだ本や雑誌 ] 2006/02/28 08:52