最近買ったCD3枚。曽我部、コーネリアス、キリンジ

最近買ったCD3枚。めっきりCDを買わなくなったが、この3枚はなんとしても買わんとなぁという3枚。日本の音楽も捨てたもんじゃない。

限定:東京コンサート
限定:東京コンサート 曽我部恵一 原楽器 2006-10-06
売り上げランキング : 3765
おすすめ平均 star starフォーク静かに大爆発
star原点だった
star名盤、東京の再現!


Amazonで詳しく見る by G-Tools
1996年に発売されたサニーデイサービスの大名盤「東京」。いかにも「はっぴいえんど」なのに、きちんと「今」の雰囲気を捉えている。
ボクはこのアルバムを聴くと創業当時のことを思い出してしまってちょっと感傷的になってしまう。誰にだってそんな音楽があるだろう。
社長の自宅だったワンルームマンションを事務所替わりに使っていたのだ、アルバイトも雇い、ちょっと手狭になるということで、もう少し広いマンションに事務所を移した頃。社長の弟のHがこのアルバムをよく聴いていた。このアルバムをかけながら延々と朝まで仕事なのか遊びなのかわからない作業に没頭していたあの頃。情熱に突き動かされながら、その情熱がどこに着地するのか、結びつくのかもわからなかった不安な日々。

「東京」発売から10年の記念として、曽我部さん弾き語りで再演したライブアルバムがこれ。限定1万枚だそうで、妻が近くのレコード屋を見てまわったらしいが手に入れることができなかった。しかし、無事Amazonで入手。サニーデイの「東京」とはまた違った味わいのあるアルバム。
Sensuous
Sensuous Cornelius ワーナーミュージック・ジャパン 2006-10-25
売り上げランキング : 171
おすすめ平均 star star久々のコーネリアス
starボリュームは程々に
star日常的、普遍的、完璧主義、天才のなせる技


Amazonで詳しく見る by G-Tools
コーネリアスの久々の新作。先行発売されたシングル「MUSIC」にはぶったまげて、アルバム発売を待ちわびていた。周囲の評判通りの大傑作。いろんな音楽のエッセンスが凝縮されながらも単なる模倣でもオマージュでもなく独自の世界を創り上げてる。一歩間違えたらただ難解で自分の首を絞めるだけの「現代音楽」になりかねないところ、ギリギリのところでポップに仕上げてしまうあたり、やはり小山田くんは大天才だ。

そうえいば、このアルバムを聴きながら妻と世界に通用する日本のミュージシャンって誰だろう?という話をしてて小山田くんはもちろん、小山田くんの奥さん峰川貴子もランクインだろうということになった。他、妻と私であげたのが、細野晴臣、坂本龍一、矢野晶子、大友良英あたり…
DODECAGON
DODECAGON キリンジ コロムビアミュージックエンタテインメント 2006-10-25
売り上げランキング : 1426
おすすめ平均 star star文句なしの大傑作
star新境地にしてスルメアルバム
star金字塔(ほんとに)


Amazonで詳しく見る by G-Tools
ボクにとってキリンジは、なんとなくスティーリー・ダンにかぶる。この兄弟がドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人にかぶって見えるのだ。
Wikipediaのスティーリー・ダンの説明には、「ロックやポップスを基調としながら、ジャズ的な代理コードや意表をつくコード進行で曲にひねりを加え、一流のスタジオ・ミュージシャンを駆使した高度なアンサンブルを構築、その独特の音世界は内外のミュージシャン、音楽制作者に多大な影響を与えた。」とある。ね、なんとなくキリンジじゃないですか。
今回のアルバムも1曲、1曲の完成度の高さには驚くばかり。駄作がない。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です