スイングを分解して詳細に〜内藤雄士

内藤雄士さんは、iPhoneのアプリを教えてもらって知った。

内藤雄士のPRIVATE GOLF LESSON 【無料版】
カテゴリ: スポーツ, エンターテインメント



今はCSのゴルフネットワークでやってる「明日ゴル」もよく観てる。
内藤さんのレッスンはとにかく分かりやすい。これが最大の魅力だと思う。その分かり易さとは「細かさ」だ。

分解してチェックポイント

初心者は特にそうだと思うけど、トップの位置だとか手の向き、身体、腰、肩、重心位置と、とにかく細部の「正しさ」が気になったりする人が多いのではないだろうか。

内藤さんは、スイングを細かく分解し、それぞれのフェーズごとに重要な身体のパーツの動きや向きを事細かに指導する。初心者からしてみると、これはすごく安心なのだ。

中井学さんなんかは全く逆で、細かいことを考えず、みぞおちと肩甲骨を意識すればいいとか、そのレベルで、トップの位置やコッキングの開始ポイント、身体の向き、重心云々といったものはすべて正しいボディターンが出来ていれば自然に意識しなくてもできるのだ、と説く。もちろんこれはあまり細かいことをスイングをという瞬間の動きの中で考えることなんてできないし、あまり細かく意識するといらぬ力が入ってしまって良くないからという意図もあるのだろう。

でも、本やDVDだけでスイングを学ぼうという人だと、最初は内藤さんのように細かく分割してポイントを教えてもらえるほうが具体的で分かりやすいということはあるだろう。

まだゴルフ始めたばかりの頃にスイングの形を覚えようと、内藤さんが指摘するチェックポイントをなぞって練習してた。それなりに効果はあったんじゃないかと思う。多分、内藤さんが指導するスイングってある種の王道なんだと思う。
ただ、スイングの時に全てのチェックポイントを気を配ることなんて絶対に出来ない。なので、内藤さんのスイング理論というのは、あくまでも最初にしっかりとした型を作るための目安、指針みたいなものだ。

トップからの手の動かし方か難しい

内藤さんのスイングも基本ボディターン派の理論だと思うが、内藤さんの場合は、腰ではなく、肩を90度回して、飛球線後方後ろを見るぐらいまで捻転することでトップを作るってのを教えている。左肩が右股関節の上に乗っかるぐらいに肩を回わさないといけない。
肩をぐるっと回す間に腕が上がって行くが、その時のフェイスの向きや右手の肘の向きなど気をつけないといけないポイントがある。

難しいのはトップからの手の降ろし方で、トップからグリップをそのまま地面下に重力で落ちるように落として、そこから腰を回転させていってインパクトを迎えるということを内藤さんは言ってる。

このトップからの手の動かし方はすごく難しい。僕は意識しては全然出来ない。意識すると力が入る。今、通ってるスクールでも、次のステップとして、同じような手の動かし方、降ろし方があるということを聞いているが、先生からはまだそれは意識しなくていいと言われてる。できるようになると安定感も出るし、距離も伸びるそうだが、やはり難しいらしい。

やや脱線〜右肘を脇腹にぶつけるスイング

今は、僕は、トップから、足・腰の主導で手を引っ張ってくる動きでスイングを作ろうとしてて、その時は、右肘がとにかく身体の近く脇腹付近を通り、それがスイングのガイドになるようなイメージでインパクトを迎えるようなスイングを目指している。

これが出来るとスイングはかなり安定するように思える。大きな身体の動きで手を制御し、きちんと手の通る道にズレがないようなガイドがあるというのは安定感がありそうな気がするのだが、このスイングをやってると結果的には内藤さんが言うようなスイングに近いものになっている気がしてる。
そして中井学さんが言ってるような「手を使わないスイング」ってのにも近づける気がしてる。このスイングだと意識するのは股関節だ。股関節の動きでクラブを上げて下げてをやる。手は股関節、それに連なる腰、肩の運動にそのまま連動して自然にスイングができる。

まだモノにできてはないが、徐々に身体には馴染んできているように思えるのであと一息ってところだ。

右肘を右脇腹にぶつけるようなイメージでスイングすると、インパクトまでコックは解けにくく、またトップからクラブは立って地面の方に降りてくるように見える。
これは内藤さんがトップ からクラブを立てたまま重力に任せて下に下げ、そこから腰を回転させて打つと言ってるそのスイングの形と結果的にはかなり似ているように思えるのだか、はてどうだろうか?

内藤流のアプローチで苦手意識は若干克服できた

さて、内藤さんのレッスンで僕が取り入れて一番効果が出てるのは、アプローチだ。コックを入れた右手の角度を変えずにそのままクラブを降ろしてきて、リストを返さずそのままフォローまで持っていく。僕は「明日ゴル」で観てから、その方法を意識して使い始めたのだけど、今までのアプローチといえば、ざっくりをやったり、トップしたりだったのが、かなり安定して打てるようになった。

内藤さんの本はなにかと細かいレベルで「正しさ」やその基準を示してくれるので、色々やっててスイングのどこがわるいのか、何がいいのかがよくわからなくなった時に、バイブル的に参照するのが一番良いのではないかと思う。

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