ゴルフ 次のラウンドで確実に100を切る裏技
「次のラウンドで確実に100が切れる」なんて断定・断言していいんだろか。本のタイトルとは言え、やり過ぎな感じはする。
中身的にはもちろんこれで確実に100が切れるものではない。本書内にもパターとアプローチはしっかり練習が必要と言ってるし。最低限、ゴルフが出来るレベルでなければ、当然、こんな本読んだところでスコアが改善されるわけがない。対象は多分、120までのスコアの人になるだろうか。でも、それぐらいの人だとここで書かれてることを意識すると多少なりともスコアは改善するだろうと思う。
本書はスイング本でもなければ、コースマネジメント本書はでもない。
とにかくスコアを少しでも良くしたい素人、何が何でも100を切りたい素人がスコアを縮めるにはどうしたら良いか、というHOW TOを伝授する本だ。
書かれてあることは、この前紹介したしたこちらの本「月いちゴルファーが、1年でシングルを目指す方法 」にもかなり近い部分があり、共感できるところは多い。
月いちゴルファーが、1年でシングルを目指す方法 | papativa.jp
久富さんの場合、ハーフスイングで安定して打つことと、インテンショナルフックやスライスを武器にしていくことなどを推奨していたが、以前ブログにも書いた通り、素人にとってはハーフスイングの方が難しいんじゃないかというのが、僕の感想だ。
中井さんの場合、ドライバーなら、「かかしショット」や「超短グリップショット」、アイアンでは積極的にハーフトップでOKと思って打っていくこと、そして距離稼ぎではUTやフェアウエイウッドでフォローを出さない、インパクトでスイングを終えるぐらいの気持ちで打つ「ぶっつけショット」を提案する。
完璧を求めず、6割、7割のスイングでOKと思って打つことなどと語っているので、その意味では、久富さんの言うハーフスイングにも近いんだろうけど、個人的には中井さんの提案の方が簡単そうに思え、素直に受け止め実践に取り入れていけそうな気がする。
特に150yと100yを自信持って打てるクラブを作るって考え方には共感、納得できた。これは今後の練習の比重としても意識していこうと思う。ここに付け加えるなら、グリーン周り、アプローチの練習だろうか。
ラウンドでの心の持ち方、意識の仕方などは、久富さんの言ってることとかなり近い。
僕的にはこれからのラウンドのある種の心得としてはこの2冊で随分と印象付けられたところがあるので、うまく活かしていきたいと思っている。
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