フィアット500（fiat500）購入から2年／総走行距離5万km時点でのトラブル

フィアット500（fiat500）だけれども、購入から2年が経った。走行距離は5万キロを越えた。なかなかいいペースで乗ってる。フィアット500（fiat500）の故障やトラブルについて調べてる人がほんと多いようで、僕のブログの以下のエントリーにも、その手のキーワードでの来訪が絶えない。

• フィアット500（fiat500）はそんなに故障するのか？ | papativa.jp
• Fiat500 Twin Air を買うまでのあれこれ | papativa.jp

多分、購入で迷ってるけど、故障がやトラブルが恐くて迷ってるんだろう。僕も結構調べた。まぁ、僕の場合、以前にローバーのMINIに乗ってた経験があり、MINIに較べれば最新の車なんだから、流石にそこまで悲惨なことにはならんだろうとは思ってた。MINIなんて、オートマだったのに交差点の真ん中でエンストしたこともあるし、夏場の高速道路でオーバーヒートしてエンジンがやられてしまったこともあった。

実際、他の方のいろいろなブログを見てると、ヒューズがよく飛ぶとか、バルブ漏れ、ギアが変速出来なくなる、キーを回してもエンジンがかからない… などなど、それっぽい報告もある。　でも、フィアット500（fiat500）って、日本でも販売台数は2万台超えて絶好調だし、「エクステンデッド ワランティー プログラム」っていう「3年間（ただし積算走行距離100,000kmまで）」のメーカー保証もある。　そんなに無茶苦茶故障の多い車だとしたら、こんな保証もなかなか付けられないんじゃないの、と思うけど。

さて、ちょうど2年5万キロの走行を突破したということで、どんな故障があったかをまとめておこう。

この2年でどんな故障・トラブルがあっただろうか？

最近だけど、トランクが開かなくなるというトラブルが発生した。キーについてるボタンからだと開くのだけど、リア直接手動では開かないのだ。診てもらったところ、どうもリアのオープン用のレバーがいかれてしまってるようで、交換になった。部品は取り寄せで一週間程度。保証対象ということで無償で修理してもらえた。

少し前には、急に見たこともない警告灯が表示され、走行中は表示された状態になっていた。エンジンを切ってしばらく放置しておくと、次にエンジンかけた際には警告灯は消えているのだけど、走ってると何かの拍子でまた警告灯が点灯する。マニュアルでは、その警告灯が出たらディーラーで診てもらうようアナウンスされている。なんの警告なのかよくわからない。
これも点検してもらったところ、よくわからないがブレーキペダルと何かのセンサーのタイミングの問題らしく、調整してもらった。これも当然無償での対応。ディーラーで即時対応で修理してもらえた。

トラブルらしいトラブルといえば、この二つぐらいか。室内のコンパネの電球切れや、iPhoneやiPodを直接オーディオに繋いで音を出せる「XCarLink」 をつけてもらったのだけど、配線間違えてラジオが聞けなくなってたとか、そういうのはちょくちょくあるけど、まぁ当初周りから脅されたレベルのトラブルは皆無だ。

勘違いで、ハンドルロックがかかってて、キーが回らなくなってしまい、キーが回らないと故障したと焦った時があった。ゴルフ出発当日の朝で、ガレージから家の前に車を移動してエンジンを切って、ゴルフバックなどを積み込んで、いざ、出発しよとしたら、キーが回せなくてエンジンがかからない。けっこう時間ギリギリだったということもあり、力ずくで回そうとかして、いろいろやるも全く反応しない。　ハンドルロックなる機構があることをそもそもまったく忘れてしまっていたのだ。　数分間格闘する中で、あれ、そういえば昔、こんなことあったなと記憶が蘇ってきて、あ、ハンドルロックだ、と気づい、ロックされて左右ほんのすこししか動かなくなってるハンドルをめいいっぱい片側に切って、キーを回すと問題なくエンジン始動となった。

買って損したとは思わない車

ということで、僕の場合は、故障には悩まされたことがないのだけど、ディーラーが近いのでまだ安心できるとうことはあるかもしれない。謎の警告灯が出た時も、ディーラーが近いのですぐに確認してもらいに行けたけど、これが遠かったら面倒だし、不安だしということでちょっと大変だったかもなぁと思う。
いずれにせよ、あのフォルムが気に入ってる人なら、自動車そのものの性能やスペック以上に、所有欲や自己実現的な満足感が高い車だと思うので、買って損はないんじゃないかなというのが僕の意見だ。