楽天カードが認証できなくなった

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Amazonでクレジットカードの認証ができないという状態になってしまった。いくら正しいカード情報を入れてもはじかれてしまう。仕方ないので別のカードを登録したらすんなりOKとなった。その時は、そのカードの問題か、Amazonの問題なのかよくわからなかったのだけど、別のところでもカードの決済のためにそのカードの情報を入力したら、そこでも認証が取れないとかではじかれた。

なるほど、カードの問題かと、カードについて調べてみることにした。

そのクレジットカードとは、何を隠そう、あの悪名高い楽天カードである。

価格.com – 楽天カード – クレジットカード比較
(ポイント還元率の高さもあって、カードとしては人気だが、利用者の満足度はかなり低い)

楽天カード、確かにそのポイントの還元率は魅力的で、ボクは多くの支払いを自動引き落としに設定している。
毎月一定額のポイントが貯まるので重宝しているのだ。もともとは、マイレージを貯めていたのだけれど、マイレージより、楽天ポイントのほうが使い勝手が良かったので、今は全面的に楽天ポイントにしている。楽天経済圏に飲み込まれてる感じもして、正直、嬉しくもないし、楽天のイメージの悪さもあって、楽天カード使ってること自体がけっこう恥ずかしいなぁと感じてはいるのだけど、実利に負けてしまってる。情けないといえば情けない。

(しかし、なぜ、楽天はあんなにイメージが悪いんだろうか。一般の人にはそうでもないのかもしれないけど、少なくとも、koboの時の三木谷さんの発言やらなんやらもそうだけど、本当に楽天のイメージってボクの中では最悪に近い。楽天市場自体も下品だし、あのほぼスパムに近い大量のメール攻撃といい。楽天のほぼすべてのイメージが悪い。にもかかわらず、そのポイントをせこせこと貯めてるボクは一体なんなんだろう。これほどまでに嫌悪している人間がそのカードを保持してる。そういうビジネスの仕組みを作ってる楽天というのはある意味おそろしいというか。)

楽天カードの悪評の高さは有名だ。職業欄に「忍者」と書いて申請しても、カードが発行されてしまうぐらいザルだというような嘘か本当かわからないような話を見聞きしたこともあるし、ネットで「楽天カード」で調べてみれば、まぁそのサポートの悪さや対応のまずさは出るわ出るわ、かなりの人が憤りを持ってることはよくわかる。

ボクのカードも、実は自分の名前のローマ字表記が間違えている。気付いたのが使い始めてしばらくたってからだったので、まぁいいやと放置してるが、自分では絶対に書き間違えるようなところではないので、多分、事務処理段階で間違えられただろうと思う。カード届いてすぐにちゃんと確認しなかったボクの方のミスでもあるので、痛み分けというところなのかもしれないけれど、まぁなんとなくカード会社が最低限持っていなければならないような厳密さとか正確さみたいなものは、楽天カードには全く感じないというのは実際のところだろう。

さて、Amazonに登録してたのももちろんこの楽天カードなのだけど、認証が通らなくなったということで、まず楽天カードのサイトでFAQを見たり、自身のカードの情報がどうなっているのかを調べたりと色々してみた。単純に有効期限が間違えてたり、限度額を超えてたり、何かしらの不正やらで利用が停止になっていたりするのではないかという懸念もあったが、そういうこともなく、カードは正常のようだ。

実は、この4月がちょうどカードの更新時期だった。前のカードの有効期限は2013年4月ということで、先月末に新しいカードが届いて、有効期限やカード背面のキュリティコードが変更になっていたので、Amazonのカードの登録もすぐに変更していたのだ。多分、このカード更新あたりで何かうまくいってないのが、今回の認証できない問題の原因であろうことは推測が付いたのだけれど、FAQなどを覗いてみてもそれらしき質問もなければ回答もない。

仕方がないので、電話してみることにしたのだが、この電話問い合わせというやつがまた鬱陶しい。

楽天カード: お電話でのお問い合わせ(楽天カードコンタクトセンター)

Rakutencard inquery


ここに記載されている電話番号は、基本自動音声ダイアルだ。
メニューも記載されているのだが、そのメニューに今回のようなケースで問い合わせしたい場合に適応できそうなメニューがない。
せめて、「その他」でも用意してくれればいいのだが、なんと「その他」があるのは、「楽天プレミアムカード会員の方」のみである。


Rakutencard inquery2


こんなところでそんな差別化って何を考えてるんだろう。 もちろん、コールセンターの維持や対応費の問題ってのがあるのはわかる。安い年会費無料のカードの保持者にしょーむない問い合わせばかりされても困るというビジネスの事情はあるんだろう。
けど、それなら少なくとも、カードが利用できなくなったというかなり困った事態に対応できるようなメニューぐらいは用意しておくべきだ。
カード会社にとっても、カード所有者がカード利用できない状態ってのは、あまり好ましくないわけだし。

こちらで案内されている電話番号ではいかんともしがたいということで、カード背面に記載されている「お問い合わせナビダイアル」にかけてみることにした。
しかし、繫がるやいなや、この電話は混み合っております、、、の案内。

仕方なしにもう一つ記載されている自動音声専用の番号にかけてみるが、音声ガイダンスに従いメニューを進めていくも、何をやっても「カードが利用できない状態」を確認するようなメニューに行き着くことができない。オペレーターにつなげてくれるような案内もなく、ただ自動音声ガイドの迷路を彷徨うはめになった。結局、繫がるまでオペレーターに直接繫がる電話番号にかけ続けるしかない。

しかし、今日は5月5日である。電話も9時30と、サポートが始まる時間ぴったりからかけ続けてる。にもかかわらず混み合っております、ってどういうことだ。もうちょいコールセンター増設したほうがいいんじゃないかというような愚痴も言いたくなるものだ。

何回かのチャレンジでようやく繫がり、本人認証の後、カードの情報を確認してもらうと、有効期限間違いでロックがかかってるという。
Amazonのカード情報はカード更新されてすぐに変更をかけたりしたのに、なんで有効期限間違いでロックがかかるのか? 聞いてみたら、何か定期の引き落としなどでのカード情報で有効期限間違いで設定されているものがあり、何度も失敗したのでロックがかかったということらしい。

なるほど。2時間程度でロックは解除されるということなので、納得して電話を切ったのだが、、、

よくよく考えてみたら、いろいろなところで楽天カードを引き落としカードとして登録してるんだけど、それらの登録情報はすべて古いカードの有効期限で登録している。こういうものは全部変更しないといけないのだろうか? 考えただけでもぞっとする。 ガス、電気、携帯電話、スカパー、インターネット回線、このあたりカード引き落とし対応してるものは全て楽天カードにしてるのだが。

調べてみると、普通のカード引き落としは、カード会社側から有効期限の変更を引き落とす側に通知するので、それで自動で更新されるらしい。そりゃそうだろう。毎度毎度、カード有効期限変更のたびに情報の更新が必要って面倒すぎる。引き落とし対象になっているところのすべてがウェブで更新できるならまだしも、かなりのところが書面で申し込んだりしてるわけで。

ということになると、有効期限ミスで、カードにロックをかけてしまうような定期更新ものってのは一体何なんだろう。ちょっと思い当たる節がないのだけれど、かなり気持ち悪い感じだ。一時的にロックが外れても、その引き落とし先の情報を更新できないとまた同じような羽目に陥りそうだし。
うーむ。願わくば、ロックがかかってるというような状態をWEBの管理画面などから見られるようにして欲しいものだ。かりにロックかかった状態のままで、次のもろもろの引き落としなどの時期が来てたらどうなってたんだろうか。多分、どれもこれも認証できずみたいなことになって厄介な目に会ってたんではないだろうか。まったく。

しかし、まぁ、いずれにせよ、いつまでも楽天カードを使い続けるというのも、かなり危険なような気は今回した。滅多にはないことなのだろうけど、困った時にそれを解決する術をわかるように提供してないというのは、使ってる側としては不安だ。特に海外旅行とかこのカードを使うってのはリスク高いなあと。色々な引き落としに集約させてるのも、このカード一つアウトになるだけでNGなので、これも相当なリスクだ。うーむ。どこかのタイミングでもう少しまともなカードに切り替えるべきか。

ということで、楽天カードを作ろうか作るまいか悩んでる方がいらしたら、こういうこともあるということを念頭に入れて選択されることをオススメします。

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