携帯電話の機種変更、おサイフケータイの移行

先週末に携帯電話がおかしくなった。液晶画面がついたり消えたりを繰り返す。電話をかけたり、メールを受信したりということはできるが、画面がちかちかするのでメールの読み書きやiモードの利用などが辛いというような状況になった。すぐに機種変更にいけばいいものの、怠け者の性分でまだ使えるからいいやとほったらかしにした。
先週の金曜日にとうとう画面が完全に表示しなくなった。電源をいれてしばらくはチカチカしてるのだが、時間がたつと消えてしまう。
その段になって、初めて機種変更しようと重い腰をあげたのだが、焦ったのはEdyやSuicaなどのおサイフケータイの移行作業のことだ。
機種変更の際には確か、アプリから一旦、情報をセンターに預けないといけない。ところが、画面が表示されないのでその作業ができないのだ。画面がチカチカしだしたときに気づけばよかったのだが、引っ越し手続きのことをすっかり忘れていた。実際に画面が表示されなくなってから、初めて、そういえば引っ越し手続きって…と考えて、急に恐くなってきた。

Edyの機種変更「おサイフケータイが故障した場合」によると、ショップで「おサイフケータイ故障修理/廃棄に伴う受付証」(ドコモ)を貰って、端末交換後のおサイフケータイで新たなEdy番号を取得し、それらをあわせて郵送で手続きをしなければならない。手続きに2〜3週間かかるらしい。
なんと面倒臭いのだ。最近、Edy、iD、Suica、nanacoといった電子マネーはボクの生活ではなくてはならないものになりつつある。中でもEdyはかなり利用頻度の高いものなので、それが2〜3週間使えなくなるというのはかなり辛い。

モバイルSuicaは、センターに預けて、、というような手続きができない場合にはコールセンターに電話しなければならないようだ。(「モバイルSuica機種変更」) むむむ….

iDについてもDCMXアプリでのお預け作業が必要となる。nanacoも然りだ。

しかし、こういう困ったときにWebサイトのどこに欠陥があるかというのはよくわかる。Edyの場合は、携帯機種変更から機種が壊れた場合どのようにすればいいかということはすんなり調べることができる。サイト内検索でも「携帯故障」などのキーワードで検索すれば、該当情報へたどり着くことは比較的容易だ。モバイルSuicaの場合は、正規の方法で無理な場合にはコールセンターへ電話となっていて、これは正直不親切だと思ったが、でもまぁ、情報にたどり着けただけよかった。
DCMXのサイトでは「機種変更のお手続き」のページの下部に、「カード情報のお預け・お受取り」ができない場合は、カード情報の再発行をご利用ください。(DCMX(iD)を利用するためのお手続きに一週間ほど必要となります。)」という一文があるが、「カード情報の再発行」の情報へのリンクも用意されていなければ、コールセンターの番号も書かれていない。これは相当不親切だとは思う。
よくある質問の「機種変更・故障修理した後も引き続き利用できますか?」で「お問い合わせ先」へのリンクが示されているぐらいで、このあたりは相当不親切だと思う。

とにかく、おサイフケータイってのはケータイが壊れてしまうと、引っ越し作業は非常に面倒なことになるということはよくわかった。
とりあえずどうにかする方法はないものかと、ドコモショップに機種変更手続きに行き、事情を説明した。とはいっても店員さんも別に携帯電話自体のプロでもないので、どうにもならんだろうとほとんど期待していなかったのだが、その店員さんは脅威のがんばりで、なんとiDもEdyもSuicaもすべて移行手続きをやってくれたのだ。

画面がすぐ消えてしまうのだが、何かしらのボタンを連打すると数秒だけ画面が表示されるという法則をつかんだ店員は、ボタンを連打しつつわずかに画面が表示されている間にアプリでの手続きをしてくれた。途中でパスワードの入力などでボクもやったのだが、これがなかなか難しい作業で、途中で消してしまい、一からやりなおしになってしまった。かれこれ2時間ぐらい要しただろうか。何度も途中で完全に画面が映らなくなるという状況になってやり直すということを繰り返しながら、すべてのおサイフケータイのお預けをやり遂げてくれた。いやぁほんと感謝。

今回買ったのは、SO706iだ。いやー薄い。しかもかなり使いやすい。価格.comのレビューでもけっこういい評価を得てるが(数が少ないけど) 今まで使ってたSO903iは太いしパネルもなんかもさい、反応も鈍いで正直好きになれなかったのだが、こいつはけっこう好きになれそうだ。

1点、ケータイの引っ越し作業で、ボクの場合はjigブラウザの乗り換えもあったのだが、これは新しい機種でアプリをダウンロードすれば、自動でお客様情報を引き継いでくれる。FOMAカードが変わらなければ、FOMAカードidに顧客情報を紐づけているということだろうか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です