楽天RMSとの格闘

楽天

ここんところ楽天の管理画面、所謂RMSと格闘してたがようやく理解できた。
自分の理解力のなさにくるしむというか、皆よくこんな複雑なシステムを理解できるなと関心する。

RMSでのサイト制作ってのは、やはりいろいろな制約がある。「gold」を申込めばFTP使えるようになったりで、自由度はあがるが、そのままRMSでサイトを作るってのは、相当の熟練が必要だ。RMSのテンプレートの癖みたいなものをきちんと理解したうえで、デザインをしないと、後々メンテナンス性の悪いサイトになってしまう。ちなみにgoldは申込めば無料で使えるようになる。となれば普通はgold使うとは思うが、意外とこういう情報がよくわからなかったりする。
ただ、goldで自由にページを作ったとしたら、結局、個々のページごとに管理しなければならないので、運営の手間とかを考えると面倒ではある。

テンプレート絡みは、いろいろな店舗を見ても、相当工夫をしている。
基本的にはトップページ/商品ページ/カテゴリページで、それぞれ「ヘッダ/左ナビ/フッタ」というものを設定したテンプレートを個別に選べるようになっている。もちろん全部同じテンプレートを利用してもいい。
あとは、各ページごとに別で設定する共通パーツの「共通説明(大)」やら「説明文上」やらといったブロックを組み合わせたり、並べ替えたりして、個別のページを作っていく感じだ。
共通要素として自由にデザインできるブロックのは各ページにつき実は1つしかない。
「目玉商品」とか「目玉カテゴリー」だとか、「共通説明(小)」だとか、読み込めるパーツ群はあるのだが、好きなデザインを施した、コードを記述したブロックで、共通化できるのは「共通説明(大)」ってやつぐらいで、あとは自由度がない。なので、各ページでのデザインは、この「共通説明(大)」と上下二箇所用意されている説明文領域、それにメイン画像、このあたりをどううまく使うかが鍵になる。

店舗によってはフッタコンテンツをうまく使って、ここに全部商品の写真とパスを並べて、共通テンプレートとして全ページに適応させてみたなことをやってるところもあるし。テンプレートを何枚かわけて、テンプレートごとのフッタコンテンツを微妙に変えてみたいなことをやったりもしている。
とにかく、けっこう厳しい制約の中、いろいろなことやっている。URLのパスに「gold」が入ってなければ、それはRMSでつくられているページであり、そのページがしっかり作りこまれているページだとしたら、相当いろいろ工夫をしていると想像できる。

RMSのテンプレートと格闘していると、昔、MovableTypeのテンプレートと格闘したことを思い出す。MTを無理矢理CMSに利用したりしようとしていろいろ苦労した。今は自分でMTをいじることはないのでどうなのかはわからないが、昔はどこのテンプレートだとどの関数が動かないとから、これやるにはこのテンプレートで、みたいなことをトライ&エラーでやったなあと。
でも、こういうものってのは、やはり実際にやってみないとなかなか癖とかコツはつかめないもので、RMSも外側から眺めてたときには、さっぱりわけがわからなかったが、自分でいじって作ってみて、ようやくその概念というか仕様みたいなものがアタマに入ってきた。

何でも自分でやるのは悪い癖として指摘されたばかりなのだが、結局、好きなのだ。自分で把握したいとついつい思ってしまう。細かいところまで自分が首をつっこまないと気がすまない性分なんだろう。これがいけないのだが…

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