ウェブサイトを利用したブランディング
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ウェブサイトを利用したブランディング[PDF]
最近増えてきたのは、次の3種類のリニューアル
1.コミュニケーション面
2.プロモーション面
3.マーケティング改革
(経営改革につながるもの)
以上、3つのリニューアルをコーポレートブランドを
・維持するもの
・醸成するもの
・実現方法
という2つの軸でつくられる平面上に配置。
このへんが面白い。
ただし、企業のサイト=コーポレートブランドというのは間違いだと思う。
ブランドは階層構造になってるから。日本ではとくにブランドというと、すぐにコーポレートブラ
ンドに直結しがちだけれども、本来的には、ブランドは会社だけでもなく、商品だけでもなく、サービスだけでもない。
商品ブランドを強化することが、コーポレートブランドの強化につながるかどうかは、その企業のブランドマネイジメントの手法や考え方にもよる。
むしろ商品ブランドとコーポレートブランドをまったく別ものとしてマネイジメントしたほうが好ましい業態もあるから。
たとえば、MINIとBMW。MINIは製品ブランドだけれど、BMWはコーポレートブランドでもあり、製品ブランドでもある。MINIブランドの強化が、BMW製品ブランドの強化にはつながらないし、つなげる必要もない。その逆もまたしかり。また、MINIブランドの強化は、BMW
という会社にとって利益に貢献はするけれども、BMWというコーポレートブランドの資産価値としては、MINIブランドを保持しているという、その分でしかない。