iPhotoの「人々」(顔認識)がものすごく便利

“iLife ’09” (アップルコンピュータ)では、iPhotoの顔認識が一番目玉機能だと言われてたけど、つい最近までまともに使ってなかった。
ようやく使ってみて、その凄さにあらためて感動した。これはすごい。この顔認識と撮影地の機能2つだけでもilifeをバージョンアップする価値は十分あるんじゃないだろうか。

写真を表示しているときに、下部のメニューにある「名前を付ける」をクリックすると、自動で写真の中に移る「顔」が選択され、そこに任意に名前をつけることができる。顔が自動で認識されないときには、手動でどの部分が顔かを指定してやることももちろん可能だ。
Iphoto1

こうやって名前をつけると、ライブラリの「人々」に表示されるようになる。
「人々」のメニューでは、名付けた顔に近い人の候補写真が一覧で表示される。ここで下部メニューで「名前を確定」というボタンを押すと、候補写真の1つ1つにその人かどうかを問うボタンが付き、クリックで手際よく確定させていって、どんどん索引をつくっていける。これは実際に操作しないとなかなか理解してもらえなさそうだが、けっこう楽しい。
Iphoto2
表示している写真の顔部分だけをアップにしたサムネイルにして表示させるモードもある。この「名前を確定」というボタンをクリックすると、個々の写真への評価モードに切り替わる。
Iphoto3
これはボクの友人の「くろだ」を判別しているとき、クリックごとに「くろだ」「くろだではない」に切り替わる。iPhotoが「くろだ」が映っているだろうと抽出してきた写真に対して1枚1枚こういう評価を与えていくわけだ。

Iphoto4
時々、まったく意味不明に顔じゃない風景写真なども混じる事がある。この写真のどこに「くろだ」を見つけたのか、かなり不思議ではある。

この顔認識の昨日を使って、嫁が映っている写真を顔だけでずらっと並べて見てみると、時系列での髪型の変化や顔がむくんでいる時や、痩せている時期などが一目で俯瞰できてなかなか面白い。
自分自身が映ってる写真はあまりないのだが、それでも検出されたものを見ていると、おそろしく髪が長いときや、ボサボサでどうしようもないとき、今では考えられないような短さの時など、変化がよくわかって情けないやら楽しいやら。

iPhotoには、他、地図に写真をマッピングする機能なども付いている。iPhoneで撮影した写真などには自動的にGPS情報が付与されているので、地図にマッピングされていて、これが後で見るとすごく便利だ。ライフログ的に使うならiPhoneなどで写真をとっておいたほうが良さそうだ。自分の行動が地図上から俯瞰できるというのはなかなか面白い。普段生きていて、なんとなく自分がいる場所や位置は把握しているつもりではあるけど、意外と正確なところは知らない。
Iphoto5
新幹線から富士山を撮ったときの写真がマッピングされている。あの時、社内から見た富士山というのは、地図だとこのへんだったんだなぁというのがわかるのは不思議な感覚がある。

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