試練について

少し前に元モーニング娘。の矢口真理が「試練とは乗り越えられる人にしか与えられない」とうようなことを先輩から教えてもらって感動したみたいな話をしていた。これって誰の言葉だったろうな。三浦綾子が同じようなことを言ったたような気もするが。いい言葉だなぁと思った。こういう言葉が困難だとか試練だとかツライ状況を乗り切る力を与えてくれる。

壁とか試練にぶつかったときに、一番楽な選択肢は逃げることだ。自分の力ではどうにもならない、この状況を変えることは不可能、そんな風に考えてひとまず、その状況から逃げる。それが悪いかというと別に悪くはないとは思うのだが、もがいてみることや状況を変えるために自分ができるすべてにトライしてみることも、それはそれで勉強にはなるはずだ。そんなときに、上のような言葉が励みになる。

一度、逃げる癖がついた人は逃げ続けてしまう。
逃げる前に、再度考えてみよう。この試練は、自身に何を求めているのか? この状況を自分はどう乗り越えられるのか。乗り越えたときの良いイメージを持つべきだ。

(浅田彰は「逃げよ」と、パラノイア的な思考こそが現代を生きる術だと扇動したけれど、あの「逃げよ」というテーゼは状況や環境から身を引けという意味ではない。積分的な思考を突き詰めていくこと、何かの積み重ねの上にアイデンティティを築いてしまうことの危険性を語っただけだ….と思う。) 

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