シャングリラ・ダイエット

シャングリラ・ダイエット~全米ベストセラー!「食事制限」なし!「運動」なし!の魔法のダイエット~ (単行本（ソフトカバー）)


百式の田口さんが監訳ということで、なぜか俄然、信頼性が高まった「シャングリラダイエット」。
最初に聞いたときは「あやしい」としか思えなかったのだけれど、田口さんが噛んでいるなら、ただのダイエット法ではないんだろうと思い、気になって買ってみた。

まぁ、しかしほんの数年前まで自分が体重のことを気にしたりする日が来るなんて思いもしてなかった。缶コーヒーはがぶがぶ飲み、間食ではスナック類をむさぼり食べ、就寝直前には必ずといっていいほど甘いものを口にしなければすまない。そんな生活をずっと送ってきたが、体重は減ることはあれど増えることはまったくなかった。高校の頃からほぼ体重は変わらず、１５年ぐらい上下３kgをキープしていたのが、今はどうだろう。体重が増えてないかどうか、体重計の乗るのが恐い。実際、当時キープしてた体重に較べると、8kgぐらい増えてしまった。それでもまだ減ったほうで、一時期は10kgを超えていた。タバコを止めたことや、結婚したことで晩ご飯をきちんと食べるようになったとか、いろいろ理由はあるのだろうが。とにかく体重が気になるようになってしまった。哀しいことだ。
しかし、ここで気を許してずるずるといってしまっては、それこそメタボ一直線だ。なんとしても踏みとどまらねば、ということでいろんなダイエット法は気にはなっていた。本書の方法は、たぶんこれまで聞いたどんなダイエット法よりも簡単だ。驚くべき簡単さ。むしろ、こんな簡単なダイエット法の紹介で、この本一冊の内容をよく書いたなと思うぐらいのものだ。
簡単に言うと、オイルか砂糖水を食前食後１時間以内を避けて、一定量飲むというだけだ。オイルなら大さじスプーン１〜２杯。
なんでオイルを飲むと、ダイエットになるのか、その根拠は本書にいろいろと書かれている。しかし、その説明理由は正直、そんなに説得力があるとは思えない。巻末にも「科学的根拠」の説明はなされてるが、この説明でも必ずしも納得できるものかというと、やはり胡散臭さは感じる。
でも、まぁそんなのはどうでもいいのだ。ボクはとにかく、２〜３週間この方法を試してみるだけだ。今日ちょうど健康診断があり、正確な体重がわかったところだ。
シャングリラダイエットはかなり即効性の高いダイエット法で、それこそ１〜２週間で利いてきて、１週間に1〜2kgづつぐらいのペースでダイエットしていけるというようなことが書いてあった。そのペースで考えると７月の下旬には、ボクの体重は理想体重に近づいてるはずだ。
夏で薄着になるので、スリムになってお腹もすっきりさせて夏本番を迎えたいと思う今日このごろ。シャングリラダイエットの実践を始めたのだ。