11月1日の積読記録

このブログで紹介してる書籍はもちろん買ったり読んだりしたものの一部で、個人的にメモしておきたいとか、誰かも読んだほうがいいんじゃないかなという回りくどい推奨のために書いているところがある。読んですごく面白くても書くことが面倒だったりでほったらかしになり、そのまま放置されるものも少なくない。

で、いつまで続くかわからないけど、ひとまず買った本については記録という意味もこめてエントリーしていこうかなと思っている。
自分自身で何を買ったのかを忘れないようにするためにも役立つだろうし。(つい最近も書店とAmazonで同じ本を買っていた。こういうことはほんとに頻繁にある)

新幹線の行き帰りは、本を読むための絶好の時間だ。調子が良ければ往復で2冊。少なくとも1冊は読める。今週は東京と大阪を3往復したのだが、時間が全然なく社内では資料づくりと資料チェックに追われていて、珍しくほとんど読めなかった。この3往復中に買った本は以下。

費用対効果が23%アップする 刺さる広告―コミュニケーション最適化のマーケティング戦略
費用対効果が23%アップする 刺さる広告―コミュニケーション最適化のマーケティング戦略井上 哲浩 加茂 純 高橋 至

ダイヤモンド社 2008-10-18
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おすすめ平均 starstarマーケティングをROIの視点で分析することに意味
star実践的書
star刺さらない内容

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この本は新幹線のなかで読了した。この本については自身の理解を深めるためにも一度きちんとまとめたいなと思う。とても面白かった。広告効果を高めていくための、コミュニケーション最適化プロセス(CPO)と、どのようにして広告効果を測定していくのか、現状の広告効果の測定法の盲点など、科学的な広告分析やアプローチを考えたい人は一読をおすすめする。ただ、残念なのはあまりにも多くのことをこの一冊に詰め込もうとしてるので、1つ1つが非常に浅くなってしまってることだ。メッセージ効果の測定手法として「実験計画法」による実施A/Bスプリットランテストを行った、みたい事例があるが、ボクなどはこの「実験計画法」についてだけでももっともっと詳細を知りたいのだが、そのへんはあまりつっこんでいない。無作為抽出で2つのグループをつくって、1つのグループにはどうして、、、みたいな方法が事例に紐づけてさらりと説明されているのみで、実際これをやろうと思ったところで出来るものではないからだ。著者がそいう調査や分析の専門会社を運営していて、それがビジネスなわけだから仕方ないのだろうが。

〈ゼロからのサイエンス〉統計解析がわかった! (ゼロからのサイエンス)
〈ゼロからのサイエンス〉統計解析がわかった! (ゼロからのサイエンス)涌井 良幸

日本実業出版社 2008-10-30
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数週間前に、統計や分析、マイニングなどについて学ぶ機会があったが、自分の知識のなさに情けなくなった。まずは簡単なものから入ろうと思って購入。まださわりしか読めてない。

途方に暮れて、人生論
途方に暮れて、人生論保坂 和志

草思社 2006-04-21
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おすすめ平均 starstarミミズの如き、価値観の解体作業
star必要なのはカネのサイクルから出ること
star拍子抜け

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保坂和志は書き手として最も信頼している人の一人なので、新刊がでればとにかく躊躇なく買う。

カメラ・ライフ vol.2 (玄光社MOOK)
カメラ・ライフ vol.2 (玄光社MOOK)
玄光社 2008-10-18
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カメラ雑誌はとくに決まったものを買ってるわけでもなく面白そうな特集があれば買うという感じ。ほとんど暇つぶしみたいなものだ。ライカの特集なので思わず買ってしまった。あーライカ欲しい。

あと、久々に久々に椹木野衣の「シミュレーショニズム (ちくま学芸文庫)」を読み返した。やっぱり面白い。最初読んだときはその文体のとっつきにくさに参ったけど、読み返すごとに先見性みたいなものには驚かされる。今読んでも全然古くない。むしろ、今だからこそ再度読み返すべき一冊。

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