Parallels Desktop for Mac の導入に手間取った記録
MacにはBootCampを入れたのだが、やっぱりいちいち再起動するのは面倒だなぁと思いはじめた。最初はMacでWindowsが使えるだけで満足だったのに、人間の欲望はとどまることを知らない。Parallelsなら再起動いらないんだなぁーと考えるはじめると、いてもたってもいられなくなった。最近のリビルドだと、BootCamp領域のWindowsOSを利用できるのでライセンスもわざわざBootCampとParallels用に2つ購入する必要もない。これは入れない理由が見つからねー、意気揚々とインストールに望んだ。
確か、最初に入れたリビルドが確か3036(よく覚えてない)。このバージョンでは、先にBootCampで起動したWindowsに、Parallels Tools for Boot Campってツールを入れておかなければならないらしい。指示通りにWinにToolsをイストールしてから、OS X側にParallelsをインストール。新しいvirtual machineを作成してスタート。が、、、「Unable to open disk image Boot Camp!」というメッセージが出て起動できない。うむむ。よくわからないが調べてみると、FATフォーマットを使ってる場合には、このリビルドバージョンだとうまく動かない(らしい)ということがわかった。
さらによくよく調べてみれば、最新のリビルドは3150とかが出てる。最新のリビルドの動作に問題ないのかどうかはよくわからないけれど、FATフォーマットでも大丈夫になってる、とうようなことが書いてあったので、再インストールしてみることにした。再度、起動。が、またまた起動できず。今度は、BootCampにインストールされているParallelsToolsが古いから削除しろとかなんとかというメッセージが出る。うむむ、またか。
仕方ないので、再起動してWindowsを立ち上げる。が、ここでまたしても問題が発生。オペレーティングシステムの選択画面。Windows XPかParallels configuration が選択肢として表示されている。ところが、この画面でキー操作がまったく認識しない。十字キーもEnterもファンクションキーも、何を押下しても反応がない。うーむ。Windowsキーボードがないと駄目なのか、と思いつつも、そんなもの持ってないし。Windowsが起動できないと、PrallelsToolsのアンインストールができない。うむむ、、、どうすればいいのだ。
これまた調べてみると、暫定的な解決法として、windowのboot.iniを書き換えてればなんとかなりそうな気配。(cappuccinoのコンピタブログの「ParallelsでBootCampのWindows(実機)が起動しない件について」というエントリーを参考にさせていただきました。ありがとうございます)結果的にこの方法で起動はできるようになった。同じような境遇に陥ってる人がいたら試してみられては?(責任はとれないけど)
・WindowsのHD直下にある(であろう) boot.iniというファイルをテキストエディタで開く。
・timeout=-1(ボクの場合は「-1」になってた) → timeout=30
・保存して終了
これで、オペレーティングシステム選択画面で30秒の時間が与えられる。普通にキーボードも認識してくれるので、WindowsXPを選ぶと、無事起動。ふー。よかった。
その後は、Toolsをアンインストールして、再度再起動。MacからParallelsを起動すると無事にWindows が起動した。いやー。Parallelsいいっすね。まだ全然使い込んでないけど、やっぱり便利だ。
まだなんか挙動が変なところがあったりして、よくわからないけれど、普通に使う分にはほとんど問題ない感じ。
実は、Parallelsのライセンスは日本語版のライセンスを持っているのだが、WindowsXPのライセンスを1つしか持ってないので使っていなかった。英語版の最新のリビルドでは、日本語版のプロダクトキーは使えない。つまり、今は30日間の仮ライセンスで利用しているというわけだ。ボクとしては、英語版でBootCampからの起動ができるリビルドが正式バージョンとしてリリースされ、その日本語版が出るまで待つしかない。(ライセンスを持ってる人は無償バージョンアップというようなことをいわれてるが、日本語版でもそうなのかどうか。仮に、バージョンアップにお金がかかりそうなら、英語版のラインセンスの方を購入したほうがいいかもしれない。安いし。)