MacbookのHDDを交換した時の失敗

B002BRUSYS Macbook(Late2006)のHDD交換に挑戦した。
ボクはこの手の作業は大の苦手なのだけれど、内蔵のHDDの容量が逼迫してきたのと、とにかくマシンが遅くて仕方ないので、HDDを積み替えたら多少はマシにでもなるのではないかという思いで挑戦してみた。

HDDは「Samsung 2.5インチHDD(SerialATA)/容量:500GB/回転数:5400rpm/キャッシュ:8MB HM500JI」。回転数については、7200回転にするか迷ったのだけれど、Macbookは構造上、熱がこもりやすいので5400回転ぐらいにしとくのが無難というような記事がネットにあって、それをそのまま鵜呑みにしておくことにした。どうせならSSDなんてことも頭を過ぎったが、価格と容量の問題から見送った。

B00008BB14 あと、調べると、星型ドライバーが必要そうだったので、「SANWA SUPPLY TK-002 ドライバーセット」も購入。

MacbookのHDD交換についての記事は、ブログなどにもかなり上がってる。
ボクが参考にさせて頂いたのは、このあたりの記事。

[を] MacBook の HDD を交換した話

MacBook HDD交換(Late2007) 320GB→500GB(日立 HTS545050B9A300) & Mac OS 10.6 Snow Leopardにアップグレード – ねずみのあしあと

手順としては、新しいHDDを外付けHDDケースに装填してMacbookに接続。
ディスクユーティリティでフォーマット後に、本体のHDDのデータを新HDDに全移行。
移行完了したら、本体のHDDを取り外して、新HDDを本体に取付。
(2011年2月6日補足。ディスクユーティリティでフォーマットする時に、パーティションテーブルが「GUIDパーティションテーブル」にフォーマットすることを忘れずに。これをやらないと、Snow Leopardとかを入れられない。GUIDパーティションテーブルにするには、「パーティション」ってところで、「オプション」でGUIDを選択して適応させないといけない。ディフォルトだとAppleパーティションテーブルってやつになる。)


データ移行のところはデータ量によって随分と時間がかかるけれど、その他の作業だけを見れば、普通の人なら10分、15分もあれば片付けてしまえる作業だろう。
が、ボクはいくつかはまった。ボクみたいな不器用な人も中にはいるだろうから、ボクが失敗したところについて書いておく。

●精密ドライバーをもっていなかった

HDDの取り外し、取り付けには特殊ネジ用のドライバーが必要ということはわかってて、上記で書いたようにドライバーを購入していたけれど、そもそも精密ドライバーを持っていなかった。特殊ドライバーは、HDD本体のカバーを外すために必要なドライバーだけれど、それ以前にマシン本体からHDDを外すために精密ドライバーが必要だった。
家にいちおう大小いくつかのドライバーがセットになったものはあったので、それで間に合うだろうと思ったら、どうもうまくいかない。一番小さいマイナスドライバーで無理やりまわそうとすると、あわわネジ山が壊れそうになってしまった。
結果的には、外付けHDDケースにミニドライバーが付属していて、それでなんとかなった。外付けHDDケース万々歳というところだ。
が、まさかその外付けHDDケースで思っても見ないことに遭遇するとはこの時ばかりは考えてもいなかったわけだが。

●外付けHDDケースから新HDDが取り出せなくなった。

B000P46LVS
玄人志向 2.5型HDDケース SATA接続 USB2.0対応 クロムシルバー GW2.5AI-SU2を購入した。

購入した外付けHDDと一緒にAmazonで推奨されてたし、サイズや形式もあってるし、評価も高い。価格も安い。また、Amazonの翌日配送できたということも大きいけど、あまり深く考えていなかった。

が、この外付けHDDケースって、生HDDを外付けのHDDとして利用するという目的のためのものであって、今回みたいにHDD交換の中継用に使うことを想定していないものだった。

このHDDケースにHDDを装填してしまうと、HDDが抜けなくなってしまうのだ。(もちろんケースが悪いのではない)
振ろうが、後部から叩こうが、前から引っ張り出そうと足掻こうが、HDDはケースにぴったりとはまり込んでしまっていて、びくともしない。
この時は、ちょっと冷や汗がでた。ケース壊してこじ開けようとも試みるけれども、うまくいかない。安価なわりに作りがしっかりしているというか、かなり頑丈なのだ。

結局、ケース底部の黒いカバー部分と、ケース本体とのつなぎ目に無理やり錐をねじ込んで、少しづつケースを引き剥がして、なんとか取り外すことができた。もちろん、もう外付けHDDケースとして利用することはほとんど不可能なボロボロの状態になってしまったが。

というようなことには遭遇したものの、無事HDD交換・取り付けは完了して、起動してみたところ問題なく動作。多少、アプリの起動やファイラーの動作がキビキビした感じはしたが、まだあまり使ってないのでよくはわからない。逼迫してた容量がとりあえずは余裕ができたのは嬉しい。

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コメント

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