聖の青春/将棋の子

今日は来週の準備を夕方までして、その後、バスで今出川百万遍まで出向き、進々堂へ。(新進堂ではなかったですね。大間違い)。
今日はこの2冊。僕は将棋は弱い。しかし、「将棋」の世界は好きだ。将棋に全身全霊を捧げる者達の姿や、これまでの定石や常識を覆し、常人には想像も及ばないような思考の世界に生きる天才達。そんな姿や世界に僕はいつもワクワクさせられる。棋界には多くの伝説がある。
将棋を全く知らなくても出来なくても、この2冊はオススメ。読んで良かったと心から思える名作。

聖(さとし)の青春
大崎 善生



おすすめ平均一つのことを成し遂げる難しさ
命を指した天才棋士。闘病と師弟愛。
やはり泣けました

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村山聖という夭逝した天才棋士の生き様を綴ったドキュメンタリー。村山を支えた魅力的な人達。本を読みながら泣くことは少なくはないけれど、本から目を離してうつ伏さないといけないぐらい泣いたのは初めてかもしれない。
将棋の子
大崎 善生



おすすめ平均将棋を知らない人も読んでほしい
プロになれなかった少年たちへの応援歌
感動

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こちらは「奨励会」というプロへの登竜門、裏舞台を生きる青年達を描いている。年齢制限というプレッシャー。将棋しかなかった者が突然、社会に投げ出され困惑する現実。表舞台にたてなかった者達の生き様。
今日は天気は冴えなかったけど、この本を読んだあとはすかっと心は日本晴れ。すがすがしい気分に満ちた。

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