有料でインタビューを受けるビジネス
報道ニッポンってところから、取材したいという旨の連絡があったようだ。
今回はSEOに強い京都の会社を特集しているということで、インタビューアーは、具志堅用高さん、ということだった。
お金払ってインタビュー受けるというよくあるパターンのやつだ。電話で尋ねてもらったら、案の定、●●●円かかります、ってことだった。
ボクがこの手のやり方に疑念を持つのは、いつもお金のことを最後まで出さないことだ。営業マンによっては違うのかもしれないが、今まで何度かそういう話が来きて、こちらから尋ねない限り、お金がかかるということを先に説明した人は皆無だ。まず、つかみは、~でインタビューさせてください。取材させてください。と来る。
何をやってるかようわからんメディアでも、インタビューや取材の依頼が来ると、中小、零細企業なら、まぁたいていすぐは断らない。むしろ、なんとか自社をアピールしたいので、「受けよう」という気になる。そこで、さらに、誰もがよく知ってるタレント名をあげて、そのタレントがインタビューをさせてもらいます、と来る。 知らない人は、おぉ、すごい、ちゃんとした出版社だ、メディアだとかって勘違いしたりする。で、最後の最後に、取材などの調整費で●●●円必要です、という話がでてくる。すでに、受ける気満々で話を進めてしまっているので、いまさら断れなくなってるというケースがある。心理学で言う、フット・イン・ザ・ドアテクニックだろうか。ドアを開けさせて、片足さえ入れてしまえば断りにくくなるという人間の心理をついているのか。簡単な同意を繰り返させると、断れなくなるとか。
インタビュー商法とでも言うべきか。まぁ、発想は紳士録ビジネスと一緒なんじゃないかと思う。
ゲストインタビューアー一覧が、ここに載ってるが、なぜ、SEOで具志堅なのだろうか。どうせなら藤森夕子や中島史恵にしてもらいたかったが。ま、どっちにしてもお断りするんだけど。