通販勝ち組が教える! 売れるしくみはこうつくれ

成功の鉄則9ヶ条は正直どうでも良いと思った。
Amazonのレビューではこれを絶賛している人もいたけど。

本のつくりからして、神田さん、アルマック系の臭いがするわけだけど、神田さんがダイレクトマーケティングの知識全般を、天才的な文章力と表現力でロジックを展開しているのに対して、本書はあくまでも、「通販」という限られた分野でのノウハウとポイントを解説している。

なるほどと思う部分は実はけっこうあって、
下手なマーケティング本よりもずっと実践的だ。

「1人のお客さまに広告を見てもらうためのコストの基準値が5円」この数字を基準にすると、20万部発行の週刊誌なら1ページあたりの広告代は「20万部×5円=100万円」。これがこの週刊誌における上限値です。


僕は雑誌広告なんかはよくわからないので、こんな風に言い切られると、「そういうもんか」と鵜呑みにしてしまう。

新規売上の50%を広告宣伝費に回す構造」をつくる


なるほど、つまり通販では新規売上の「50%も」広告宣伝費にまわしてでも、黒字になるようなモデルをつくらなきゃならないということで、それは商品原価や、在庫のリスクをどう軽減させるか、電話オペレーターの人件費をどうやって削減するか、といった考え方につながっていく。

なんにしても、こういう成功体験からもたらされた数値や公式というのは魅力があり、説得力がある。

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