最高に痛快な映画「キック・アス」

Kickus
むちゃくちゃ面白かったよ。「キック・アス」。これだけ痛快な映画を見たのはいつ以来だろうかというぐらいに、とにかく気持ち良かった。
この馬鹿さ加減と痛快さ。下品でグロ要素も満タン。なのに後味もいいし爽快で気持ちいい。

頭吹き飛んだり、足を切り落とされたり、様々な器具で公開リンチされたり、直截的な殺戮の描写も多く、生理的に受け付けない人もいるかもしれない。でも、この作品が単なるグロとか下品な映画にならないのは、アメコミヒーローに憧れを抱くオタク主人公の馬鹿さぶりと、キック・アスのコスチュームの外し方とノーテンキさ。

Hitgirl
そして、なんといってもヒットガール。彼女の存在が、この映画の爽快なムードを決定的なものにしてると思う。

ヒットガールは父ビックダディに英才教育を受けた生粋の殺し屋だ。父が放つピストルの弾を防弾チョッキで受け止める訓練を受け、誕生日プレゼントには「バタフライナイフ」をおねだりする。あらゆる武器を使いこなし、とてつもない身体能力を誇る彼女。普段はどこにでもいそうな11歳の少女がだが、ヒットガールに変身するや、史上最強の殺し屋、殺人兵器へと生まれ変わる。
クライマックス。敵の要塞に乗り込み、飛んだり跳ねたり、圧倒的なスピードと華麗なる武器裁きで、次々と敵を倒していく様には、思わずカッコいい!と声を上げずにはいられなかった。これだけキュートでカッコいい殺し屋がかつていただろうか。キルビルのGOGO夕張なんて目じゃない。ヒットガールの頑張り見てたら、なぜかわからないけど泣きそうになる。それぐらい圧倒的。アクションが多い映画って疲れるのでそんなに好きではないのだけれど、この映画はお薦め。

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