積読記録 11月30日
先週買ったり読んだりした本。
先週は木〜土曜日まで東京で移動もあったので比較的たくさん読んだ。
ビートルズにまつわる謎は今でも数多くあるわけだが、そのなかでもかなりメジャーなもの、代表的なものをいくつかピックアップして解説している。ブライアン・ウィルソンが「ペットサウンズ」を作るきっかけとなった「ラバーソウル」は実は、アメリカ版の「ラバーソウル」だったとか、アルバム「リヴォルヴァー」というタイトルはどのように決まったのかなど、ビートルズマニアなら知っておきたいトリビア知識がまとまっている。
これを読むとかなり先行き不安を感じる。広告ビジネスの限界、回線帯域の限界などいろいろな側面から「ネットバブル」の限界が暴露される。そういえば10年ぐらい前に、「“インターネットはからっぽの洞窟” (クリフォード ストール)」なんて本もあったなぁと、ふと思い出した。ネットには何もない、ネットなんて役に立たないよ、なんてことを主張した本だったけれども。あの当時から考えたら、ここで語られる「限界」は、ある意味、ネットが普通に利用されるものになったということが前提なんだなぁと。個人的に一番気がかりなのは、ソフトバンクってほんとにやばいのかということだ。
未読。高橋源一郎初の純恋愛小説らしい。高橋源一郎のことだから括弧付きの純恋愛小説には違いないだろうが。
“Photo GRAPHICA (フォト・グラフィカ) 2009年 01月号 [雑誌]” (インプレスコミュニケーションズ)
“BRUTUS特別編集 杉本博司を知っていますか? (マガジンハウスムック)” (マガジンハウス)
杉本博司ぐらいコンセプチャルな写真家は日本にはいないわけで、そんな彼が久々に日本に帰ってくるのだ。観ないわけにはいかないだろう。
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