良いこと悪いこと

良いこと1つ。
去年末にある競プレに参加した。6社競合で2社まで残りながら、クライアントの理不尽な要求と、考え方の違いからこちら側から辞退したことがあった。(できることなら断りたくなかった。でも断らざるをえないような状況だった)
クライアントの担当者の一人がうちのプレゼンをいたく気にいってくれたようで、その担当者が転職した先に会社からうちにお呼びをかけてくれた。ありがたい話だ。

悪いこと1つ。
今年最初の競プレ。これも5社プレで、2社まで残り、最後の最後で決定までかなり時間がかかり結局、「残念ながら今回は….」という結果に。最後まで残ったもう1社はウェブ専業ではない会社(というよりほとんどウェブはやってない)。提案内容は株主への事業報告書や会社パンフの制作から、リクルーティング関連のコンサル、パンフづくりと、ウェブサイトすべてを一括して引き受けるんで、ディスカウントしますよ、というような内容だったそうな。担当者の何人かの方はうちを強く推薦してくれたようだけれど、最終的な決定は上層部で、どうせやってもらうなら全部やってもらえるところのほうが良いということで結論がでた。

わかりきったことだが、その会社はどうせ制作を外注に出すだけなのだ。多少なりともウェブをやってる広告代理店や印刷会社ならまだしも、ほとんどウェブなど知ったことじゃないような会社が間に入ってしまうプロジェクトは不幸だ。そんなプロジェクトは何回も経験してきたけど、成功した試しはほとんどない。うちの実力が足りないということもあるけど、クライアントの顔がまったく見えない状況で、ほとんどウェブを知らない人間が仕切ってしまうと、結局は表面上のデザインにばかり目がいく。それも印刷物のデザインの見方と同じ仕方でしか判断することができなかったりする。「操作」や「体験」といったことを考えぬき、悩み果て、つくりあげた構成案は、無碍に却下され、まったくユーザーに配慮していない、自己満足サイト・ページができあがるのだ。

でも、コーポレートサイト以外に、ブランド別のサイトもつくっていくということは決定したみたいで、ブランドサイト構築のときはお願いしますって言ってくれたのは嬉しかった。あ、じゃぁ良いこと2つだな。(たんなる礼儀上のことかもしれないけど)

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コメント

  1. t_doumori より:

    こういうことは多々ありますよね。互いにがんばりましょう。

    はじめまして。勝手ながらmybloglistに追加させていただきます。

  2. ゆで麺 より:

    返事が遅くなってごめんなさい。
    コメント&登録ありがとうございますー。

    がんばりましょー。

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